奈良山友会 山行の記録

教育山行
アイゼンワーク 裏六甲蓬莱峡

2017年11月25日(土)



<メンバー>
L.山の家 
シリウス、ゆう、からさわ、かがし

<コース・コースタイム>
阪急梅田駅 08:00 − 阪急宝塚駅 09:35 タクシー乗車で蓬莱渓入口 -
09:50 から昼食を挟みアイゼンワーク講習受講 14:10 終了 - 阪急バス 14:38 - 宝塚駅

今年のアイゼンワーク少人数での実施になった。
少人数の受講、きっと講師四人に生徒は私一人状態・・・
教えてもらえる時間がいっぱいありそうだと楽しみに早朝最寄り駅から電車に乗り込む。

集合場所の阪急梅田駅に着くと既にメンバーが集合されていた。
宝塚から座頭谷の蓬莱渓入口までタクシー2台に分乗。
練習場所にはすでに大勢の登山者の荷物や前泊者のテントが沢山だ。
ここでアイゼントレをして皆さん目指す雪山に向かうのだろう。
 


リーダーから講習メニューの説明を受けた後、ストレッチをして装備を整える。
今回はスタートから実践方式で講習。
最初はマスト結び、半マスト結びの練習。
一夜漬けの昨夜の自主練では結べたけれど現場では緊張。 



なぜなら向きを逆に練習してきたから。
チェストハーネスのカラビナに半マスト結びしたザイルを掛けて、エイト環の下降と同じように使用する。
あくまで緊急時のみ使用のこと。通常時はエイト環を使用すること。

リーダーのわかりやすい説明と模範歩行の後、一歩を踏み出す。
冬靴と12本アイゼンに重さを感じながら、始めは緩斜面を、のちに慣れてきた頃は急斜面を登下降した。



アイゼン歩行の基本はフラットフッティング。
足裏全体の爪を全部使うように。
足幅は小幅でアイゼンをひっかけないように。
トラバースを想定した練習では、山側の足は進行方向に爪先を向けて、谷側の足は滑落したら落ちる方向に向けて置くようにする。

急傾斜、絶対落ちられない場所で使う前爪を積極的に使用するフロントポインテイングを教わる。
前爪が下を向くと足元が安定する。(…が、私は幾度も落ちた)



「仏の顔も三度まで」になぞらえ「同じコースを三回練習しよう。三回目にはできるようになるよ」
リーダーの励ましのもと、その言葉にすがるように黙々と練習を重ねた。
かなりの急斜面の下降では、からさわ さんの足の動きが滑らかで軽やかでお手本になった。
「小股で足を動かして腰をひいちゃいけないよ。そうしたら滑らないから」とアドバイス下さり、
その通りにやってみたらなんとか下れた。少しでも前に進めると嬉しくなる。

次はアンザイレンしての歩行練習、ザイルがたるまないよう張り気味に歩くのはとても難しい。
難所通過の際は私が遅れてしまいザイルでつながった皆さんが待機くださる場面が度々生じたことは申し訳なかった。





お疲れ様でした。お昼時間です。
岩場の上でリーダーが用意してくださったお鍋をごちそうになった。
スープはカレー味、締めはうどん。お肉と野菜がたっぷりのお鍋。
美味しかった〜〜汁まで完食、鍋の中は空っぽ。食後のドリンクまでごちそうになり、
リーダーの雪山テン泊の体験談を拝聴しながら皆さんと楽しい会話が弾む。





青空・錦秋の六甲山系の眺望。
最高のロケーション&おいしいランチ・・・至福の時間。
日々のリフレッシュ・・・これだから何度も山へ行きたくなる。





食後は(一昨年のアイゼンワークに参加した際に行きたいと見上げた)
蓬莱渓の一番高い所までアイゼン歩行が出来て周回して下りた。

14時過ぎ、楽しく有意義なアイゼンワーク講習を無事終えることが出来た。

アイゼンの前爪の使い方、歩き方及びピッケルの使い方等々、私自身の課題は沢山あるが
その事をふまえて、この冬緩斜面の雪山でアイゼン歩行をしたい気持ちが生じた。






文:ゆう 写真:シリウス