奈良山友会 山行の記録

試練と憧れの
劔岳
早月尾根から劔岳と前劔岳

2016年9月1日(木)〜4日(日)



< メンバー >
L.pike、SL.なべちゃん、ゆう、Rockン

< コース・コースタイム >
9月2日(金)  馬場島05:53 − 06:53松尾平 − 11:41早月小屋(泊)
9月3日(土)  早月小屋04:34 − 劔岳 − 前劔 − 14:37早月小屋(泊)
9月4日(日)  早月小屋05:47 − 09:19松尾平 − 10:02馬場島


ー 9月1日(木) −
奈良を8:00に集合出発。
北陸道、立山インターで降りてすぐのスーパー、アルビスで寿司、白えびのかき揚げ、
富山湾名物サス(カジキマグロ)の昆布締めやフライ(実はキスと間違えた)、
富山ブラックラーメン(みんなのお土産にした)等、今日の昼食&夕食等を買い出し。

 

ここから馬場島までは約50分、馬場島荘前の駐車場はほぼ満車だったが、
運良く空いているスペースがあった。今日はここでテン泊。




無料でトイレや水場もあり、森の中のキャンプを楽しむのにも最高にいい場所。
馬場島荘ではお風呂や食事もとれる。今回は時間帯が合わなかったけど。早速、昼食兼宴会。




 
暗くなってくると、早くも明日のために就寝。一眠りしてから、22時頃外に出ると満天に星が煌いていた。
明日もいいお天気だ。なべちゃんも起きて来て、ちょうど一本あったワインを飲んだ。
でも翌日は二日酔いだったらしくて気の毒だった。


ー 9月2日(金)4:30起床、6:00スタート −



お約束の「試練と憧れ」の石碑の前で記念撮影をして、取り付きのステップを上がる。



どんな急登のロングコースなのかワクワクする。



ジグザグの急登を終えると緩やかなルートが松尾奥の平まで続き、
いよいよ本格的な早月尾根の急登が始まる。

木や根をつかみながらの急登。



200mおきの高度表示版、1,500mくらいでやっと展望が開け、1,800mくらいで赤谷山の大きな山容が見える。





1,920.7mの三角点を過ぎ、細長い池塘を見るとサンショウウオがたくさんいた。
 


 

程なく早月小屋が見え、今日の歩程を終える。




 
テント700円の申し込みとビール600円、水は2L.のペットボトルが900円。ヘリで空輸している。
水の豊富で無料のテン場の有り難さを感じる。
フラットで見晴らしも良いテン場は天国。ただ、トイレが男女共用なのは残念。




 
ビールで喉を潤し、ワインとハンバーグを載せたナポリタンスパゲティ。



ハンバーグは、レトルトだが水の消費を抑えるためにボイルせずに食べたが、案外OKだった。



小屋泊のメンバーもやって来て、レトルトやパックされた食材はコンビニでも手軽に手に入るので、
今後幅が広がるよねと話した。



明日は、きっと好天。みんなでコースを検討した。
天気やコースタイム、混雑状況。前劔まで行ってみたい。劔岳を満喫したい。



< 以上 文:pike >


ー 9月3日(土) −
早月小屋(テン場)を4:30出発。
しばらくはヘッデンを付け、樹林帯歩き。空がすこしずつ明るくなってくる。



今日は前劔まで行く予定だが、昨日、小屋番さんや、宿泊していたガイドさん方からは、
別山尾根ルート(室堂から)の登山客で大渋滞するので、早月小屋にもどる時刻がかなり遅くなる。
行くのなら室堂まで抜けて、バスと電車で馬場島まで戻った方がいい。
小屋到着が遅くなる様なら夕食は用意できない・・と強く反対されたそうだ。
(小屋組のゆうさん、Rockン談。でも室堂まで抜けるのなら、二人はテン泊装備で行くことになるけど。) …というわけで、
サブザックで劔岳山頂に行って天候、混雑状況で判断しよう・・・と、意見がまとまった。



高度を上げるに連れて、ようやく岩場らしくなってきた。



カニのハサミや獅子頭と名付けられた箇所にはなんの案内板もついてなかったので、
ここがそうかな?? という感じであっさり通過。
(カニのタテバイ・ヨコバイは立派な案内板がついてるのに早月尾根はかわいそう・・・)



そうこうしているうちに早月、別山ルートの分岐に。そして山頂に。




 
沢山の人でにぎわってる。お天気も上々!!
山頂で前劔までの混雑状況を尋ねたところ今日は空いてるとのこと。ラッキー!!
では前劔までいきましょう〜。岩場下降から開始。




 
有名なカニのヨコバイは足の置き場所に赤ペンキが塗られ、とっても親切。
鎖を持ってカニさん歩き。ルンルン!!



平蔵のコル、前劔の門と続き前劔に到着。



行動食を食べながら休憩。ここも絶景。

  

  

さてそろそろ戻りましょう。このルートは一部登り下りの一方通行があり、来た道とは違うところを進む。
なので新鮮な気持ちで歩ける。鉄の(アルミ?)橋を渡って鎖場にとりつき岩場を乗越す。ワクワク〜〜。





そしていよいよカニのタテバイ。やっぱりこんなところは楽しいな。
下を眺めて高度感を味わってみる(そんなに高くないけど・・)

  

ヤマ場を通過したころガスがかかり始める。今までと違った雰囲気がいい。



快晴、ガスの早月尾根、前劔ピストンを一度に体験できてとても得した気持ちだ。



小屋泊のゆうさん、Rockンが先行、肉離れ再発のpike L.、なべちゃん組は終始遅れて山行は進む。
早月小屋にもどった時刻は小屋組14:00頃、テン泊組は15:00〜16:00頃となった。



テン泊の夕食は赤飯と山菜おこわ。小屋泊は白身魚の照り焼き。



夕食後は本日の余韻を皆で楽しむ。



20:00頃にはお開き、程よい疲労感の中眠りについた。

< 以上  文:なべちゃん >


ー 9月4日(日) −
下山日。馬場島荘で風呂に入って、
小屋で富山の人に聞いた おまかせ十貫1,000円の寿司を食べにいこう。

6:00前に小屋を出発、10:00に馬場島荘に着くと、残念。風呂は12:00から。2時間は待てない。
ちょうど同じ時刻に下山した人が調べて教えてくれた、みのわ温泉に向かう。ゆっくり汗を流して530円。
フロントの人に教えてもらった、寿司店「祭りばやし」に行く。
十貫、1,000円とはいかなかったが、
白えび、ウニ、のど黒、モンゴウイカ、ワタリガニの味噌汁、ホタルイカの沖漬けなど、ちょっと豪華にお腹を満たした。



劔岳で出会えた富山の人は、親切で話好き、そしてマナーのいい人ばかりでした。

< 以上  文:pike >


< pike L. ご参加のみなさん お世話になりました。 :  Rockン >
憧れの劔岳、 私にはまだまだ憧れ、目標でいつかは行ってみたいとずっと思っていました、その劔岳、
山行のチャンスを頂き 思い切ってチャレンジさせて頂きました。

劔の山頂を踏んかだ時、嬉しくて心の中で何回も「やったー」って叫んでいました。
そして前劔までカニの横ばい たてばいも経験できて、
岩のスリルと山頂からの眺め欲張り満足過ぎる劔岳山行でした。

pike L.劔岳山行の機会を作って頂きありがとうございました。
なべちゃん、ゆうさんご一緒して頂きありがとうございました。


< 嬉し過ぎて〜劔岳〜 :  ゆう >
劔岳の頂に立って、そしてカニのヨコバイ、タテバイにもチャレンジしてきました。
必死ながらも心弾む嬉しい山行になりました。
pike L. ありがとうございます。感謝感激です。

なべちゃん、Rockン 貴女方のおかげで「試練と憧れ」の早月尾根を穏やかな気持ちで登る事ができました。
ありがとうです!
苦手意識のあった長い鎖場の下りも、いやっていう程何度も反復練習出来て、コツをつかめた様に思います。

お天気に恵まれ、メンバーに恵まれ、忘れられない山行になりました。


< 劔岳 早月尾根  : なべちゃん >
pike L. 北アルプス3大急登の一つ、早月尾根山行、無事に登頂できました。ありがとうございます。
今回は前剱までピストンでき、別山尾根からの核心ルートも踏むことができ、
いつか室堂からの劔もいきたいと思っていましたが、
これで、ほぼ達成できたので、劔に思い残すことはございません。

感想は、カニのタテバイは面白かったです(^^)
他はまぁ、こんなもんかな…って感じでした。
でも何と言っても有名な剱・・。行っておかないとね〜〜。
ゆうさん、Rockン、ご一緒頂きありがとうございました。


文・写真:なべちゃん・pike・ゆう・Rockン