奈良山友会 山行の記録

台高南部 
迷岳・白倉山・古ヶ丸山
大熊三山

2016年4/2(土)~3日(日) 天候:終日雨


<迷岳>

 
<白倉山>                        <古ヶ丸山>

< メンバー > 
L.どろんこ、SL.サンキュー、シリウス、buhiko、サカちゃん、まあちゃん、リギ、yokko
おくちゃん、虎徹

< コース・コースタイム >
奥伊勢フォレストピア宮川山荘7:00 - 八知山林道終点7:35 - 迷岳登山口8:03 - 口迷岳8:45 - 
桃の木平8:57 - 迷岳9:35 - 大熊の頭10:38 - 白倉山頂手前(12:00~12:30昼食) - 白倉山12:36 - 
大熊落し巻道12:47 - 古ヶ丸山14:25 - レンガ滝分岐15:05 - 犂谷林道終点16:32


 去年の12月、「古ヶ丸山~白倉山」へ行く予定で宮川山荘のコテージに宿泊した。
ところが雨や雪の天候の変化で時間を使い白倉山を断念して下山したのでした。 
その後、宿泊したコテージが良かったので、ここを利用して「大熊三山」へ行きたいねという話になったのです。
Lが宮川山荘の方と交渉を重ね、イベントとして行っている「山登り」を山友会の山行とコラボしての計画になった。
(登山口と下山口への送迎バスとガイド付き)

 ー 4/2(土) -
近鉄田原本駅14:10集合。
近くのスーパーで前夜祭の食材を調達した。
車2台に分乗しフォレストピアまで約2時間余り。
車内では今でも降り出しそうな空を眺めながら、明日の天気が心配だった。
曇っていても良いから(雨さえ降らなければ)は皆の願いだった。
道中は桜が満開で、静かな山間が明るく華やかだった。

 夕方5時前に宮川山荘のコテージに着き、女性5人で手際よく準備をして温泉に入った。
6時頃からテーブルを囲んだ。

 

大吟醸の一升瓶、サントリーオールド、角瓶(ハイボールで)とワイン、どんだけ飲むねん~~!
ギョーザの入った野菜鍋(魚を買い忘れ)に焼き肉、アボガドのワサビ和え、ブロッコリーの白和えにちらし寿司、

 

食後にブルーベリー(Lの心づくしがいっぱい)を楽しみました。
ウォンテッドさん残念がるやろね~!何を…(そりゃ宴会やろ)


 ー 4/3(日) -
宮川山荘を7時に送迎のマイクロバスで登山口へ向かう。
昨夜のうちに降った雨は止んでいて、雨上がりの風景にうっとりしていた。
舗装道路から八知山林道に入り、狭くて片側が切れていて見たら怖かったけどドライバーさんは慣れているようでした。

登山口まで300mの所で車を降りる。
車を降りた時にはすでに雨がしぶしぶと降っていた。
雨具を着てストレッチをして300m先の登山口へ。



 8:03 迷岳登山口。



しばらくは広くて緩やかな作業道のような登山道を行く。
その後作業道から離れ急登をこなし展望の良い尾根に出る。
でも今日は雨で何も見えない。



ガイドさんが晴れていれば熊野灘や大峰方面まで見えると説明してくれた。
気を使ってかその後晴れていればの説明はなかった。

しぶしぶ降る小雨で視界は白く霞むだけだった。
倒木や林の雰囲気は良かったがガイドさんの早いペースでは歩く方に気を使った。
いつも歩いている私のペースにしては早かったので、もう少しゆっくり歩いて欲しいなと思い、
どれくらいかかるのかと聞いたら、8、9時間かかると言われた。
たぶん下山の時間を考えて歩いているのだと理解し何も言えなかった。
8:45 口迷岳(1224m)着く。



 キャンプができそうな雰囲気の桃の木平や展望岩。
ブナやアカヤシオ、シロヤシオの美林の中を行く。
5月頃から順に咲いていくという。
その頃にぜひ歩いてみたい!!
誠実で優しそうなガイドさんは展望もなく花や緑にも早いので、自分が行った冬のアルプス縦走の話などをしてくれた。

 9:35 迷岳(1309,1m)三角点有に。
雨でも視界がなくても皆笑顔の集合写真を撮る。



山頂の南西方向の尾根を下る。この道はあまり人が入らないという。
ほとんど踏み後がわからない。
雨の時は特にわかり難い、でも今日はとにかくガイドさんの後をついて歩けばよいので不安なく集中して歩ける。
P1285(柚子の木平)。アップダウンを繰り返して大熊ノ頭(1,190m)に10:38着。

 

 大熊ノ頭からは急激な下りなので、ストック2本の人は直すように指示される。
雨で膨らんだ土に落ち葉の堆積はよく滑る。 
後ろの方からキャーとする声が何回かした。
カッパのズボンはもちろんbuhiちゃんは田舎のガキ大将みたいに顔まで土を付けている。
テープも踏み後もほとんど分からずガイドさんの進む方向目指して降りた。





ヒメシャラとブナの林の中を何度か登り降りを繰り返して白倉山頂手前の窪地で昼食にする。

 せっかくだからと、Lがツェルトの張り方をガイドさんにレクチャーしてもらいながら張った。
3人くらいしか入れないので、残りの人は立って食べた。
ずっと雨に濡れていたのでカッパの中まで染み込み濡れていてとても寒かった。

 

 白倉山(1236m)へは5分くらいで着いた。
ここでも集合写真を撮るだけで古ヶ丸山へ。



途中の大熊落としは雨で降りてみようとする人はなく、ここから降りるという所を眺めるだけで迂回路を行く。

 
<大熊落としを下っているガイドさん>                            <迂回路>

 岩のゴロゴロしたアップダウンを繰り返し14:25に古ヶ丸山(1210.9m)に到着。
最後の集合写真を撮ってあとは下りるだけと思ったらホットする。


 
 レンガ滝分岐を左へ。
下山道の落ち葉の上に小さなミツバオウレンの花が咲いていた。

 

展望もなく雨の中をずっと歩いてきたので気持ちの安らぐ一瞬だった。
しばらく下るとアセビの花やシキミが斜面に咲いていた。
高い位置にはタムシバも咲いている。



花を楽しんでいられたのもここまでで、緊張の強いる下りが続く。
谷のトラバースや渡渉、岩も滑るしうっかり足を置けない。

 

林道に出るまで足元に注意しながら歩いた。
16:32 犂谷林道終点。



 終日雨の中で展望もなく歩くだけでしたが、ケガをする人もなく皆元気に笑顔で下山出来て本当に良かった。
忘れられない山行になりました。
 
迎えのバスも大きなビニール袋を用意してくれて、至れり尽くせりで気持ちの温かさが伝わってきます。
バスの中では他人ごとと思って聞いていたヒルでしたが、
いざ自分のズボンの上にビュ~~ン伸びた姿を見た時は気を失いそうでした。
 
 宮川山荘で温泉に入り、雨で濡れた体を温めると疲れも取れるようでした。
さっぱりとして満足感いっぱいで帰りました。
ありがとう、お世話になりました。 


文:リギ   写真: どろんこ・シリウス・サンキュー・yokko・リギ