奈良山友会 山行の記録

三峰山
月出川ワサビ谷
~初めての沢登り~

2015年8月16日(日)



< メンバー >
L.くぅる、東丸、シリウス、ゆう

< コース・コースタイム >
月出登山口9:00 - ワサビ谷遡行 - 八丁平13:35 - 三峰山13:45 - 
新道峠14:20 - 月出登山口15:00


ロマンチックな響きの「月出」。
神武天皇が三峰山を越えた時、月があまりに綺麗だったので「月出」と名付けたという。

リーダーが初心者でも歩けるようにと、この沢を選んでくれました。
初・沢登りはこの地でスタート。
よろしくお願いします。 
遡行開始~



月出登山口横の橋のガードレールから川に入ります。
初めは恐る恐る・・フェルト底の沢靴で足裏の感覚を感じながら・・
川岸を歩き水辺を進みます。
水温は低くもなくいい具合、水もきれい。
渓流は美しい。変化に富み涼しくて心地よいが、岩の凹凸が激しい。
足下は滑りやすく、倒木があちこちにある。
濡れて光る岩、苔むしてすべりやすい岩。
要所でリーダーは丁寧に指導して下さいます。

 



 30m位ある大滝は左岸を巻きました。

リーダーがロープを張ってくれます。 スパイダーマンのように颯爽と・・
その後をゆっくり進みます。途中の木が根腐していて触れると倒れて落ちて行く。
ひやり~登山道の木のようには頼れません。
無事大滝の上に出ました。
「滝は下から仰ぐもの」と思っていましたが、滝の上から見る日がくるとは・・

つないだロープを解除する前にセルフで別ロープをつなぎます。
安全確保と解除のタイミングを教わります。
念には念を!頭にたたきこまねば・・・いつも自然に手が動くように。

 
  
渓流を歩く事に段々と慣れてきました。
傾斜もきつくなり、小滝がいくつも出てきます。
滝を乗り越えます。時にはロープを出してもらいプルージックで進みます。
いい練習になります。
ロープなしで乗り越える時には、足場を探し、手で岩を掴み、「行ける!」って自分に暗示かけて・・
それでも滑って水中にドボン。

 
 
みなさんに心配かけました。
本人はあのおかげでなぜか?緊張がとけてその後は落ち着いて遡行出来ました。

周りの景色を見るようになった頃、沢の流れも細くなり谷を詰めて八丁平へ出ました。



 

夏に来たのは初めてで牧歌的な風景は心が和みます。
沢装備を解き、登山靴に履き替え三峰山頂へ。



下山は新道峠から中央構造線方面への急な下り。



最後まで気が抜けません。
皆で元気に登山口に戻ってきました。



「沢登りは遠い世界の物語」と思っていた私が、
突然舞い込んだ「チャンスの神様~」をつかまえて沢登りデビューすることができました。
見た世界は、木漏れ日が美しい魅力あふれる風景でした。
やり遂げたあとのドーパミン満載の心地よい達成感は忘れられません~。
またひとつ、シアワセな思い出が増えました。
ありがとうございます。


文:ゆう  写真:くぅる