奈良山友会  山行の記録

鈴鹿を塗る
天狗堂
~爆弾低気圧通過後は雪がいっぱい~

2014年12月19日(金)

  

< メンバー >
L.pike、なべちゃん

< コース・コースタイム >
8:45君ヶ畑駐車地9:00 - 神社横登山口9:10 - 10:30境界尾根分岐 - 13:20天狗堂13:30 - 
14:20境界尾根分岐 - 15:00神社横登山口 - 15:15駐車位置


12月11日、御池岳にT字尾根から登る予定だったが、天候不良で18日に延期。
好天を期待したが、17-18日に強い低気圧が通過するという予報で、19日に再度延期。
天候が日程を一転二転させた今回の山行、
予報通り通過した爆弾低気圧の威力は凄まじく、19日未明まで雪が降り続いていた。
降雪量は、かなりのもので国道421号線=八風街道にも除雪車が出ていた。
その影響でT字尾根登山口までの通り道である君ヶ畑のバス停付近までしか行くことができなかった。

事前の天気予報で、T字尾根取りつき近くの駐車位置まで行けないことも充分ありえるので、
日本コバか天狗堂への変更も想定していた。

実際来てみると、予想以上に積雪量が多く、(予定通り?)天狗堂に変更した。
道路の除雪作業をしていた方が、空きスペースを除雪をしてくださったので駐車ができた。
ご厚意が無ければ、どこにも駐車できない状況だった。



今日の山行は、2014-15雪山シーズンの足慣らしの意味もある...。

8:00スタート。大皇器地祖神社への参道も雪がいっぱいで、多くの方が出てこられていて雪かきをされていた。
おかげでさまでと、朝のご挨拶を交わしながら、邪魔にならないように通らせてもらい、すんなりと神社横の登山口まで歩けた。
君ヶ畑のみなさんは、「こんなに雪が多いのに山に行くの? 」、「気をつけて…。」、「登山口はあっちだよ。」
・・・などなど、親切な方ばかりで、温かい言葉をかけていただいた。



神社の右手から登山道が始まる。登山ポストのすぐ横から取りつくが、12月なのに異常な雪の多さだ。
樹林帯といえども、降ったばかりの柔らかい新雪で思うように進めない。
でも、そこがトレースの無い降雪直後のお楽しみ...、
この楽しみが独占できるとなれば、体力的なしんどさはどうでも良くなってしまう。



深く踏み抜いてしまう個所もあり、吹き溜まりでは腰のあたりまで沈んでしまう。
そんな時は一瞬疲れるのだが、笑えて楽しい。



時折り陽が差して青空も見え、木漏れ日になるが、樹林帯のため視界は広がらない。



1時間半ほどで稜線に出た。
天狗堂は、地形図で見るよりも体感的に急登が続く。



3年前の12月に来た時も急登だったなぁ~、
でも、こんな雪の多さではなかったなぁ~、この岩場は登りにくかったなぁ~、なんて思い出しながらの登高だった。



気持ちよく、時にしんどく、汗だくになりながら、暑いなぁ~、と言いつつ高度を上げた。

深雪時のラッセルでは、膝をいれて前に押したりしていくが、なにしろ降ったばかりの雪なので面白いくらい沈む。
前の雪を押さえながら、徐々に進むしかない。時折立ち止まって一息。
とてもしんどいけど楽しい。
焦る必要もなく、ゆっくり進んだ。



やがて、最後の急登を乗り越えてピークに着いた。
…でも、空は真っ白。
見晴らしは悪かった。

 

スタートから4時間半。
無雪期のコースタイムは2時間程度のはず。

少し休憩して、すぐに下山にかかる。
なにしろ冬至直前、いちばん昼が短い時。
足早に降りる。
登りにあれほど苦労した急坂も雪のおかげでどんどん降れる。
楽ちん。

温度が上がり、融けた樹氷が上からぽたぽたと体を濡らした。

下りは1時間半。

君ヶ畑の皆さんが頑張って除雪された神社の参道。
下りて来てみると、道路も綺麗に除雪されていた。




文・写真:pike 写真:なべちゃん