南八ヶ岳
西岳・権現岳・編笠山
テント山行

<メンバー>
L.pike、ウオンテッド、なべちゃん

2014年10月1日(水)~10月3日(金)



<コース・コースタイム>
10/1(水) 奈良19:30 -仮眠-

10/2(木) 7:00観音平7:25 - 8:10雲海8:20 - 8:55押手川9:00 - 10:05青年小屋10:25 ー 11:15西岳11:20 - 
12:10青年小屋12:25 - 14:00権現小屋14:05 - 15:50キレット小屋テン場

10/3(金) キレット小屋テン場6:35 - 8:30権現岳8:35 - 9:30青年小屋10:05 - 10:35編笠山10:45 -
11:45押手川12:10 - 12:40雲海12:45 - 13:00展望台13:15-13:35観音平


行きたかった南八ツの西岳 権現岳 編笠山。
6月に計画するも天候不順で延期、仕切り直しての山行となった。

八ヶ岳は、山域全体が「火山」だとはあまり知られていない。
山名には、「多くの峰が連なる山」の意味での「八」と、特定の八つの峰、
編笠山、西岳、権現岳、赤岳、阿弥陀岳、横岳、硫黄岳、天狗岳の
八峰をさすという説などがある。
今回をもって上記の「八ヶ岳」の八つを登ることができた。

夏沢峠を境に南北を分けると、
天狗を除く七つが南八ヶ岳に入るので、「八ヶ岳」の中心はゴツゴツとした岩稜の南八ツとなり、
「森と池」の北八ツとは顕著な違いがあるのが感じられる。

山行前夜19:30に奈良を出発、途中仮眠。

10/2(木)
観音平に車を止めて7:25に入山。



南八ヶ岳らしい、苔と針葉樹の樹林帯。
途中でウオンテッドさんが山ブドウを見つける。
たくさん生っている。



天気予報では、15:00までは良いが、その後高度3,000m付近では風速20mの強風とのこと。
当初予定の赤岳に行くには、キレット小屋のテン場に行きたい。
テン場は樹林帯の中なので大丈夫だと思われる。

歩き出して、45分で雲海に着く見晴らしを期待するも雲が低くたなびいている。
登山道は、石が多くて歩きやすくはないのだが、雰囲気は良い。

 

押手川は、不思議な伝説のある場所で枯れた沢がある。
黄葉、紅葉、針葉樹の緑の中を楽しみながら歩き、10:05に青年小屋に着いた。

 



青年小屋には、有名な「遠い飲み屋」の赤ちょうちんがある。
記念撮影後、ザックをデポし、西岳に向かう。

 

水場の「乙女の水」で喉を潤す。



西岳は50分、ピストンする。
高低差のない歩きやすい道だった。
見晴らしの良い西岳からは、編笠山や青年小屋がよく見え麓に広がる色づいた多くの木々が眺められた。

 

12:10青年小屋に戻り、権現小屋方面に向かう。

秋の景色を楽しみながら、ハイマツの茂る尾根道を進む。
ガスがかかり、見通しの良い遠景を望むことはできなかった。



風化が進み、剥がれ落ちたような小石が多く滑りやすい。
「青年小屋まで」と「青年小屋から」とでは歩きやすさが一変する。

 

 

権現小屋に着くと小屋番はボッカ中とのことで留守だった。
少し休憩するが、二人は寒いようで風を避けていた。



権現岳直下には、南八ツ名物の長い梯子がある。
足は、地面から離れているものもあり、ワイヤーで支えている感じだった。

 

稜線の西と東で雲の有る無しがくっきりと分かれていた。
晴れていれば前に見える、阿弥陀岳、赤岳はピークが雲に覆われていて残念だった。

 

いくつかの上り下りを経て、15:50キレット小屋に着いた。
テン場は独占で一番広く、平な場所にテントを設営できた。

煮沸は必要とのことだったが、水は小屋で分けてもらえた。
早速、今回担当のシェフ、ウオンテッドさんが調理にかかってくれた。

 

メニューは、卵かけごはん(お米は、なべちゃんプレゼンツ=ありがとう)、
野菜たっぷりポトフ、豆入りサラダ、芋煮、はちみつ梅、焼きシシャモ、デザートに北海道のリンゴ。

【お献立】 ー 2日夕食 -

  ポトフ(キャベツ、ジャガイモ、セロリ、玉ねぎ、人参、しめじ、ソーセージ)
  ご飯(卵かけご飯)
  サラダ(キャベツ、きうり、ミックスビーンズ、オクラ、リンゴ、トマト)
  サツマイモ甘露煮、煮豆、
  キムチ、パリパリちりめん
  果物(柿、リンゴ)、シロップ漬け梅
  お酒(北海道増毛町、国稀酒造にごり酒、各自お好み酒)
  コーヒー



寒く暗くなってきたので、テント内に場所を移し、ワイン、日本酒(増毛の濁り酒)で夜を楽しんだ。



風が強く吹き、雨も。


10/03(金)
4:00起床。
汁ビーフン、ツナサラダ、クルミパンなど朝のメニューも盛りだくさん。
行動食にまわさないと食べきれなかった。

【お献立】 ー 3日朝食 -

  パン(クルミロール、ポテトスティック)
  汁ビーフン(オクラ)
  サラダ(きうり、トマト、シーチキン)
  ゆで卵
  果物(リンゴ)、シロップ漬け梅
  抹茶ラテ




強風、ガスと行程を考慮し、赤岳のピストンは取りやめにした。
出発時刻を遅らせて、ゆっくりお茶を飲んだ。
6:35キレット小屋出発、権現までは登りだが昨日より楽に感じた。



分岐から、三ツ頭方向に方向に少し進むと権現岳。
写真を撮りあった。



雲の中、ハイマツの中、シャクナゲの中、風が無くて暑さも感じながら進み、9:30「遠い飲み屋」に戻ってきた。
時間的に余裕もあるので、35分ゆっくりと過ごした。



最後の上りとなる、編笠山へは、大きな岩の上を飛ぶように、山頂直下は低木帯の急登をゆっくりと登った。
残念ながら、頂上は雲の中だった。

 



下山は、石が多く滑りやすいので注意を要した。
樹林帯に入り、なだらかな下りになると森は癒しの空間になった。



押手川でお湯を沸かし、お茶を飲んだ。

 

紅葉を愛で、よく手入れされたカラマツの香りに酔い、八ヶ岳らしい遊歩道を下った。

 

高度が下がるにつれて、良い天気になったは少しばかり残念だったが、
秋らしく色づいた、南八ヶ岳を堪能することができた。




文・写真:pike 写真:なべちゃん