奈良山友会 山行の記録


和泉山系
上山谷
初級 沢遊び楽しい〜!

2012年8月17日〜18日



<メンバー>
L.山の家
山遊亭軟弱 点の記 悠山 pike なべちゃん porori


<コース>

新関谷橋〜上山谷遡行〜木材集積場〜ダイトレ巡礼道〜十五丁石地蔵〜猿子城山〜ボテ峠〜新関谷橋


前夜、河内長野市滝畑ダムの畔でテントを張り、久しぶりの沢遊びは上山谷です。

上山谷は槇尾山の南にある猿子城山と更に南の上山(777.6m)に挟まれた谷です。

岩湧山登山口の駐車場に車を置き装備を整えます。
久しぶりの沢装備は重いなぁ〜、それに暑い。
沢靴、ヘルメット、スパッツ、ハーネス、カラビナ、エイト環、ATC、テープシュリンゲ、細引きなど、
腰にジャラジャラつけていっぱしの格好になりました。



準備体操をしていざ、出発!
「暑いから早く水に入ろう、わぁ〜、イワタバコがいっぱい!」とはしゃいでいると、
リーダーが冷ややかに「そんなに騒いでいられるのは今だけや〜」



最初に川を渡り巨岩ゴロゴロの谷を見上げ、
遡行図ではこれから次々に手強そうな滝がお目見えするらしい、大丈夫かなぁ〜?ちょっとドキドキ。

平気を装ってバシャバシャ水に入って行くと出ました、3mの滝です。リーダーと先輩の手、足をよく見て同じようにしますが、
たまに(何度も?)届かなかったりして自分の足場を探します。



水しぶきを浴びながら小さな滝をいくつか越すと最初の難関4mの滝が現れます。
滝上部でオーバーハングして這っていかなければならず、それにザックがつかえるのでリーダーが先に空身で上り、
ザイルで全員のザックを引き上げてくれました。空身でザイル確保してもらってすんなり行けました。



エイト結び、もやい結び、プルージック結び、確保の仕方などもう一度教えていただいて実践します。
二つ程滝を上ると少し慣れて来ます。

次の10mの滝は深い滝壷で写真だけ撮って高巻きします。
高巻きもきつい斜面で足場も悪く、フェルト底の沢靴では滑ります。



ここも確保してもらってプルージックで上りますが、何とこの斜面右の木の根に蜂の巣がありpikeさんが刺されてしまいます。
で、そこは避けたいのですが、左側は石も土もさらに脆くコワゴワどうにか通過出来ました。
ところが最後のザイル回収が木に引っかかって出来ず、止む無く点の記さんが回収に行って下さったのですが、
蜂に2ヶ所も刺されたそうで申し訳ないことです。



次々に小滝、中滝と続き水遊びはとても涼しく快適です。
この後も10m級がいくつかあり当然高巻きしますが、なかなかこれもキビシイ!
先ず急斜面、地が緩い、落石しそう、朽木が多く手がかりにならない、水から離れると暑いなど。

一度登山道を横切り、また谷におり今度はだんだん水量が少なくなり、
ナメ滝ではもっと水に入りたいのに〜〜〜なんて思っていました。

お腹も空いてきて後から「早くきつねうどん食べたいなぁ〜きつね、きつね」と誰かさんが呪文の如くつぶやいています。
沢を上ってお昼はきつねうどんの予定なのです。

さて沢を詰めると待っているのがヤブコギ、くもの巣、倒木、歩きにくい、暑い。
でも上に巡礼道らしき気配がありそれを目指して息切れしながら汗ダクで上っていると(トレースは殆どなし)、
点の記さんが「サンショウウオがいる」と見せてくださいました。そういえば今日は蜂の巣あり、
水の中に魚、カエル、マムシと色々いましたね。



すでに靴の中は水、砂、小石でグチュグチュです。足ふやけてる〜〜。
巡礼道に出てすっかり着替えて乾いた服、乾いた靴下、乾いた靴がどんなに気持ち良いか痛感したことです。

さぁ〜、お楽しみのきつねうどん!
のはずが遠くからゴロッ、ゴロゴロ、怪しげな暗い雲も近づいて来ました。
えぇッーー、きつねうどんはお預けになりました…(涙)

この後最大のハプニングに遭遇します。下り始めるとどんどん暗くなりまだ1時を過ぎたばかりなのにまるで日没です。
雷も近くなり、雨も大粒でかなりきつくなり仕方なく7人が樹林の中でツェルトを被り出来るだけ低く小さくなり、
退避姿勢でうずくまって約1時間恐怖にさらされることになります。



炸裂するような雷鳴と共にかなり近いところで落雷したようです。
身動き出来ない状態で足痛い!腰痛い!膝痛い!怖い!もう限界だぁ〜〜〜。
この姿勢、この恐怖が本日一番疲れました。

雨も雷も去り猿子城山、ボテ峠経由で帰ります。
16時ですお昼ごはんにありつけたのは、あ〜お腹空いた、楽しかった!


文:porori 写真:pike、点の記、山遊亭軟弱