奈良山友会 山行の記録

台高山脈
高見山 北尾根
2011年2月27日



<メンバー>
L.クー
ウォンテッド、リギ、キレイキレイ、yokko、ha-min、ロザリア、
サンキュー、buhiko、ころり、sayocyan、PORORI、点の記、
もっちゃん、ヨーチャン、みい、ナカノオオエ、悠山、to-me

<コース・コースタイム>
近鉄桜井駅07:00集合(マイクロバス)−08:00登山口08:20−差杉峠09:10−高山09:40−
黒石山(915.4m)10:00−船峯山(938m)10:40−大天狗岩10:50−天狗山11:30(993m)−
小ピーク(昼食)12:00−三峰山分岐12:20−高見山(1248.3m)13:20−高見杉14:40−
15:30たかすみ温泉16:20−各地解散


7時00時近鉄「桜井」駅に集合、マイクロバスで出発する。滝野集落から投石の滝に向う途中にある狭い林道に入り、しばらくして林業用の操車場みたいな広 いスペースがある。そこで下車、準備をして8時20分に歩き出す。道は積雪に覆われていたが、山中は残雪が処々。先週からの晴天続きで解けてしまったよう だ。踏み跡薄い急登からやがて谷沿いに、そしてハッキリとわかる登山道となる。薮ぽっくになって間もなく、差杉峠にでた。峠には、役行者が石の祠に祀られ ていた。なかなか素朴な風情がある。



道標により、峠から樹林の中を高山〜黒石山へと向かう。ここらあたりからようやく残雪が目につくようになる。展望のない尾根で単調なアップダウンを繰り返 し45分で黒石山に着く。黒石山は展望がなく薄暗いが、次の船峯山も、また平凡なピーク。小さく判りにくい山名板が1つあったが、先頭のグループは気付か ずに通り過ぎたみたいだった。船峯山を過ぎると午前曇、午後雨の予報がはっきりとした青空となり、樹林の間から高見山が見えて展望もよくなる。ここからの 北尾根歩きは快適そのもの。



船峰山から大天狗岩は直ぐ近くだった。岩の頂からの展望が素晴らしいく、北、東方面が開け、三峰山から鎧、兜岳、、古光山、倶留尊山、尼ヶ岳、大洞山が見 える。山々の姿が霞すんでやさしくもはや春の光があふれ出している。しかし眺望のよさとは裏腹に下りは本日一番の難所、足元が切れ落ちていてフィクスロー プも途中まで。足を滑らせたら谷底まで一直線に落ちそうで、ちょっとスリリング。ここは下る人と巻道を行く人に別れて通過する。



天狗山は桃俣から来る道との分岐になっている。昼食はその先の小ピークで摂ることになる。休憩後10分ほど行くと請取峠分岐にでる。木津トンネルあたりか ら見る高見山は三角のトンガリ頭が印象的ですが、ここから見ると東西に稜線の長い雄大な山容だった。次に20分ほどで“高見の大崩”。大山などと同じ非対 称の稜線で、気候の影響なのか、地質の違いなのか、東側が大きく崩壊している。覗き込むにはここもちょっとスリリング、細尾根なので雪が少ないのは助かっ た思いです。


ここから上部はさすがに積雪がある。急登をブナの間を縫うように息を弾ませ、軽いキックステップで30分ほど上る。角度が緩やかになるとようやく山頂に到 達、数人の先客が憩っていた。高角神社前で集合写真の撮影後、避難小屋の屋上にある展望台に上ると、ここは360ーの大パノラマで、大峰山脈、金剛山地方 面まで望まれた。北尾根のかなたには、先ほどの鎧、兜岳、倶留尊山などの室生火山群の山々も。



13時20分出発、山頂からの下りは慣れた道だが、霧氷の無い高見山は平凡でどこか違う山に来ていると感じある。シャーベット状で滑りやすい道を注意しな がら、先頭のハイスピードに着いてどんどん下る。やがて残雪もなくなり、道が谷間に開けると御神木の高見杉と避難小屋が見えてくる。いつもと変わらない巨 木をみて小屋前でしばしの休憩。後は、植林の中のダラダラ道をただひたすら下るのみ。つづら坂、木製階段、堰堤があって民家が見えて、何やら機械音が聞え だし、赤い橋が見えるとマイクロバスの待つ“たかすみ温泉”は直ぐ15時30分着。風呂上り「下山迄 辛抱我慢 缶ビール プシュ、シュワシュワ〜 ゴク ゴクゴックン」で春前の楽しい一日の終わりです。



厳冬期の霧氷で知られた高見山ですが今回は違った顔をみせていました。特に大天狗岩から山頂まで北尾根の展望が素晴らしく、すでに山々は春色に衣替えの準備をしていました。



文:to-me 写真:ロザリア、ha-min、yokko、クー