奈良山友会 山行の記録

2010  納山会
京都北山芦生・小野村割岳

健脚の秘訣は、食にあり!!・・・・

12月4日(土)・5日(日)



<メンバー>
L.ころり SL.マックパパ
トレモロ、ロザリア、クー、花園、ウオンテッド、点の記、サンキュー、Teo、buhiko、yokko、キレイ、porori、ナカノオオ エ、ha-min、
こまくさ、ヨーチャン、ミサチャン、エミール、 悠山、miichan、加茂の山人、山寺、○さん
 
<コース・コースタイム>
<12月4日> 近鉄高の原−京都市内−鞍馬街道−京都広河原美山線−佐々里峠−佐々里峠(9:45)−小野村割岳分岐−P832m−
赤崎中尾根−P911m−小野村割岳P(931m)(13:30)−林道終点−下の町(15:30) −
花脊村山都市交流の森・翠峰荘(泊)

<12月5日> 交流の森内散策(天神の森・八桝山P715m)−翠峰荘にて昼食−帰路へ


健脚の秘訣は、食にあり!!・・・・
これが本題のタイトルです。


芦生の山をあまり訪れたことのない私は、嬉しくて、ほとんど眠れず4日の朝を迎える。晴天!
高の原発のマイクロバスは、SL.トレモロさんの粋な計らいで、まるで歌声バスのよう・・・
懐かしい山の歌に包まれ、ほんのり昭和の香りを楽しみながら桂川を上っていく。

佐々里峠着。身繕いを済ませ、恐怖のジャンケン。テンションが一気に下がる。
いきなり、ブナが茂る森に入り、登山口から30分程登ると小野村割岳分岐、
ここから東へ、東へと小野村割岳へと繋がる緩やかな尾根歩きが始まる。

カサコソ、カサコソ・・と積もった葉を踏む音を耳にしながら大きなミズナラに目をやると・・美味しそうなナメタケを発見!
キノコに心を奪われて、集団行動がとれないメンバーが、、、
例えば、まだかさんとか、まさかさんとか、またかさんとか、、(あぁ、リーダーごめんなさい。)

自然の中で育ったナメタケは、市販の栽培のものよりも大きくて、なんと言っても香りがよい。
話しは、少し逸れるが、お餅にはえるカビ、動植物に病気をおこす病菌類(水虫とか)、
さらにパンやアルコールづくりに欠かせない酵母なども、意外や意外、みんなキノコの仲間。
これら菌類は、葉緑体をもたないので光合成ができず、自分で養分をつくり出せないので、栄養は動植物の死骸を分解してとりいれている。
さらにキノコは、他の菌類とともに、枯れた植物を分解して、光合成に必要な二酸化炭素や水に戻し、腐葉土をつくり出す。
そして、それらはまた植物に利用されてうっそうとした緑の森がつくられていく。自然界には、無駄なものがひとつもない。
そして、ナメタケは私の口に入り元気の元になるはずだったのだが・・・



832のピークを越えると、雷に打たれたのだろうか?焼けこげ空洞になった大杉が。
その辺りから北に進路を変え、赤崎中尾根に入りこの森の主のような大杉に会いに行く。



7人で抱えたであろうか(?)静かに私たちを見下ろす大杉。



それぞれがそれぞれにメッセージを受け取り、小野村割への尾根へと引き返す。

時折、SL.マックパパさんがコンパスを回して、進路確認を促して下さる。
このコースには、ほとんど明瞭なマーキングがない。木々が鬱そうと茂らせている時期は、ルートを踏み外しやすいので要注意とのこと。



心地よい尾根歩きが続く。巨樹が点在する尾根を歩く。
無言で立ちつくす年輪を重ねた樹々達。



これから迎えるであろう過酷な季節に耐え、生きる。根を張り大地にしがみつき生きる。
ときには、支え合い絡み合い共に生きる。共に命をつなぎ合い生きる。
空に向かい真っ直ぐに生きることがままならぬことをその姿が物語り、ただ、ただ、その姿に打たれ、励まされ、私たちは歩く。



 
赤い郵便受けが用意された小野割岳着。
ここからは、南に進路をとりワサ谷を経て下の町の里へと下る。
 
ころりリーダーが、準備して下さった花脊村山都市交流の森内にある今晩の宿、翠峰荘は木の香り漂う温かな山荘だ。
早速、大広間に通されて、お茶を一服し足をのばす。ゆっくりとお風呂に入り、一行は晩餐会場へ。

芦生の山々に、会や楽しい仲間に、●●才のお誕生日を迎えた点の記さんに、乾杯〜!
音頭をとって下さったナカノオオエ氏から、今日、私たちが歩いたルートは、日本の中央分水嶺の一角に当たると教えて頂き、感慨も一入。
日本海に注ぎ込む由良川と、太平洋に注ぎ込む桂川との水系の境界線を歩いたという事を知り、
私にとっては、巨樹の森歩きに続くBIGな出来事となった。
 
そうして、今晩のご馳走・地鶏すき焼きに舌鼓を打ち、宴も酣となった頃に平和な私のテーブルに惨事が降りかかった。
「キャ〜!やめてぇ〜私のおネギを持っていかないでぇ〜!!」
そう、隣テーブル(クーさんを筆頭に、porori、ナカノオオエ、キレイ、悠山《敬称略・順不同》)の魔の手が忍び寄り、
肉や野菜を奪われることに・・・
しかも、我がテーブルだけでは事足りずに他のテーブルまで手を伸ばす始末。
呆れて、改めて隣テーブルの面々を見ると、なんと、山友会きっての健脚組ではないか!
なるほど、あの有り余るパワーの源は、他に恥じらうこともない食にあると見た!(今回の最大の収穫かもしれない。)
 


そうこうしている間に、周りの山々は深い眠りに入り、一行は、2次会場・大広間に向かう。
申し訳なかったが、日々の暮らしでお疲れなのに前日ほとんど寝ずの○さんは、皆さんの楽しそうな笑い声を子守歌に早々に夢路にー。
 

12月5日。晴れ!
朝食の食卓に配られた自然の恵みに手を合わせる。
おみそ汁の具が、ナメタケでなかったことが、少々不本意ではあったが致し方ない。
おなじミズナラで育ったキノコであっても、多種の毒キノコが混在している可能性があり、
山で採取したキノコは、食べてはいけないとのこと。

8時半頃、山荘を出て近くの八桝山(知世路谷山)P715.6へ。
ここから東に延びる、のちしょろ尾根古道は、峰床山や八丁平につながっている。


知世路谷山(715.6m)

所用で、一足先に山を後にし、オルゴール♪〜を鳴らしながら走る路線バスにとび乗り、京の街に出た。
 
リーダーをはじめ、参加された皆さん。楽しい山行をありがとうございました。




記:体重が人生最大のピークを迎え膝が痛い○さん (トホホ・・こんな筈ではなかったのに。)

写真:トレモロ・サンキュー