奈良山友会 山行の記録

野江股ノ頭

2010年11月28日



メンバー
L.リギ SL.キレイ 山の家、クー、ナカノオオエ、ウォンテッド、サンキュー、porori

コース
江馬小屋谷登山口8:35-ナンノ木平10:35-P1,226m地点10:55-野江股ノ頭 山頂(1,269.6m)11:20(昼食)-ナンノ木平12:28-登山口13:55


野江股ノ頭(地図によっては江股ノ頭)は台高山脈の池木屋山と迷岳を結ぶ稜線上にあり、
池木屋山、野江股の頭、白倉山、大熊谷の頭、迷岳と連なっています。いつかは歩いてみたい稜線です。

江馬小屋谷林道登山口まで車が入っていますが、未舗装で道があまり良くないので少し手前で駐車します。
登山口まで20分ほどのウォーミングアップで滝を見 たり、名残の紅葉を惜しんだり、
いつか見たあの稜線上に立てるとワクワク、今日も快適な予感!だったのです、ここまでは。
ところが登山口で恒例のジャンケンに見事負けてしまって…シューン(- -;)

気を取り直して、小さな赤い橋を渡って山道に取り付きます。
いきなり急登で植林の中を折り返しつつ高度を上げます。すぐに上級コースへの分岐がありここは見送って一般ルートを行きます。
大きな岩壁の下をよじ登り、 倒木をまたぎ、ガレ沢の細い踏跡をトラバースしたり、
手入れの行き届いた植林はうすい木漏れ日がさして朝の張り詰めた冷気がとても清清しいです。
展望が開けて大熊谷の頭とその稜線が朝日に映えて、すでに心が飛んでいるのはいつものこと。



植林を抜けるとブナとヒメシャラの林になります。
燃える秋からすっかり葉を落とし、朽葉になる前の枯葉色の林は大きな木も小さな木も、
細い枝の隅々まで空いっぱいに手を拡げてお日様のぬくもりを受け止めようとしています。
「もうすぐ、寒い、寒い冬になるのよね」そんなお話しているのかな。

足元は落葉のカーペット、暖かくお日様の匂いがいっぱい詰っています。
枯葉に足首まで埋まってサクサク、カサカサ歩くのはとても気持ちよくて、この枯葉にくるまってハイジのように眠ってみた~い!
なんてメルヘンティックに浸っていたら皆に遅れてしまいました。



落葉を踏んでナンノ木平までもう一踏ん張り、素晴らしく大きいミズナラの木(らしいです)はナンノ木平のシンボルマーク、
そして強力なパワースポットです。
ミズナラの木を囲んで計り知れないパワーとエネルギーをもらって元気百倍?でP1,226地点へ回ります。
P1,226地点は白倉山への分岐で小さな表示がありました。ここで私はハートにピコピコ、ビッ、あちらから何かを受信しました、きっと。^^



あと一息、アップダウンがありますが稜線上の展望は抜群で疲れも何も吹っ飛びます。
振り返ると迷岳、南側の谷を隔てて白倉山、古ヶ丸山、少し離れて仙千代ヶ峰、台高の山、など
薄墨色のパステル画にしばらく私の足は止まっています。

山頂は三等三角点があり大きなブナの木に(ベンチのように横倒しになっても枝を張っている)仲良くならんで記念写真を撮り、
その間に強風に帽子や手袋が飛ばされるハプニングがありましたが無事回収し、少し下って風をよけられる木の傍で昼食にします。
色んな形の落葉のクッションなんて最高の贅沢!です。
もっと、もっと落葉のクッションに座っていたかったのですが、風がかなりきつくなり上空でゴォーゴォーとなってとても寒くなり早目に退散します。

いつかはこの続きを歩きたいなぁ~と、ナンノ木平のミズナラの木にちょっと願をかけて来ました。(*^^*)



文・写真:porori 写真:リギ、クー