奈良山友会 山行の記録
 
大文字山

2010年3月14日


 
<メンバー>
L.こまくさ
さよちゃん ミサチャン 山の家 もっちゃん
花園 タンタン ウオンテッド 点の記 点の記wife
 
<コース・コースタイム>
9:00 山科発 ― 10:50 山頂 11:00 ― 11:20 火床(昼食】 11:50 ― 12:10 山頂 ― 14:00 日向神社 ― 14:15 蹴上駅

 
JR山科駅の改札前で全員が揃い、賑やかな駅前を後にした。東海道線のガードをくぐると、緩やかな坂道が始まる。
毘沙門堂までの一本道である。辺りは閑静な住宅街で、モクレン、ハナスオウ、ユキヤナギなど季節の花木が美しい。
とりわけ目を惹いたのが、少し粉っぽいような黄金色のミモザ。
 
光降る坂のある道花ミモザ (もっちゃん)
 
今回参加した人はもちろんのこと、この場に居合わせない人も、この情景が目に浮かんでくるだろう。

つぼみの膨らんだ桜並木の琵琶湖疏水を横切り、毘沙門堂の鳥居をくぐったところで最初の休憩をとった。

今回は点の記の奥さんも参加されたので、改めて自己紹介をした。

草葺の風情ある蕎麦屋の前を過ぎた、少し先が登山口である。
右手に谷を見ながらゆるくもなく、きつくもない杉林の中を登っていった。
ちょっと汗ばんできたころに、尾根の分岐に着いた。

後半、ここを蹴上への分岐だと勘違いをして、ここまで戻ってしまうことになるのだが。
さて、ここからは自然林も混じる尾根歩きである。緩やかなアップダウンも楽しい。

また、行き交う人も多くなり、挨拶を交わしながら行く。やがて前方が明るくなり、大勢の人が休んでいるところに着いた。
大文字山の山頂である。

今日は、うらうらと晴れ渡り、足元の京都の町並みはもとより、市内を巡る西山、北山、この大文字山に連なる東山。
そして、南山城、金剛・生駒の山並みもはっきり見渡せた。

昼食はここから10数分歩いた、大文字の火床のある場所で摂った。大の字の一番先っぽの火床近くに陣取って。
火床周辺は地肌がむき出しで、しかも傾斜が結構急なため、真下に京都の町が眺められた。

京都五山も近くに見られた。ありふれた表現だが、大文字銀座と形容するにふさわしく、下から上から、登り降りする人が引きも切らず、の有様であった。
さて、蹴上へ下ることになり、件の分岐まで戻ったが、山科から登ってきた人に尋ねて間違いとわかり、もと来た道を少し引返した。

標柱もある分岐を左に折れて、比較的小広い道を下っていった。ここからは思いのほか長く感じられた。

やっと車道が見え、ホッとしたものの最後の一登りが待っていた。日向神社の社前に下り立ち、事実上の登山は終わった。
住宅や料亭の点在する狭い道を抜け、階段を下り、疎水にかかる橋を渡るとゴールの蹴上駅は間近だった。ここで解散となった。

寝たる姿の東山、たかが400メートルの低山と、侮ることの戒めを教えられた今回の山行でもあった。


文:ウオンテッド 写真:こまくさ