奈良山友会 山行の記録

〜 南アルプスの春山に登る 〜
八ヶ岳 西岳・編笠山 縦走

2009年4月17日(金)〜19日(日)

 

<メンバー>
L.山の家、点の記、サンキュー
 
<コース・コースタイム>
<4月17日> 平端駅集合20:00−テント泊就寝 1:00
<4月18日> 起床・朝食/発 (6:00−7:30)−富士見高原スキー場駐車場 8:30−西岳頂上13:30−西岳頂上越えテント設営場 15:00
<4月19日> 起床・朝食・出発 (5:00−6:30)−青年小屋 (8:45-9:10)−編笠山頂上 10:30−
富士見高原スキー場駐車場14:00−鹿の湯 (14:10-15:00)−平端駅20:50


時間通り20:00平端駅前に集合。早速、寝酒のアルコールをどこで仕込むか入念な打合せ。
高速道路割引1,000円の恩恵にあずかる為には、東名阪に入る前に仕込むことに決定。
西名阪郡山インターから予定通り、SA24:00着で、軽く寝酒をいただいて就寝。

18日、朝の準備を整えて、今日の目的地に向けて出発。
ひとつ手前の諏訪南インターで降りてしまったが、すぐに気が付き折り返して小淵沢インターに向かう。
富士見高原スキー場の駐車場はガラガラではあるが遠慮がちに車を止めて、出発準備。
今日は快晴である。駐車場から、これからの目的地である西岳、編笠山と円錐状の山容が並んで見える。
余りにも天気が良く下からは雪があるか心配になったが、何のことはない、上では雪の歩行に悩まされることになる。



駐車場からゴルフ練習場のクラブハウス横に入っていく。
暫くは、のんびりと 穏やかな春の山道を時々林道と交差しながら登っていく。
道は変化に乏しい直登であるが、石のごろごろした急登となっていき、中腹くらいから時々南アルプス の眺望を楽しめるようになる。
途中から雪道となり、最後はアイゼンを付ける。
足が攣る気配を感じて、薬を事前に飲むが、最後は両足に繰り返し症状が出て同 行のお二人に迷惑をかけることになってしまった。

頂上直下のガレ場と最後の樹林帯を越えて頂上に到着。すばらしい眺めである。
目の前左から雪を被った八ヶ岳の阿弥陀岳、赤岳、権現岳、編笠山が迫って見える。
目を転じると雄大な南アルプスの山々。遠くには中央アルプスも見える。ま さに絶景!!見飽きることがない。
しかし、テント設営場所を求めて出発せざるをえない。
雪の踏み抜きで進むのも思うようにならず、頂上よりしばらくの所で ようやく木々の隙間を見つけてテント設営。
まだ早いのでまずは乾杯。夜はけんちん汁。おいしかったです。
 
19日の朝食はリーダー自慢のガーリックトースト入りのオニオンスープ
(必ず記事にするようにと指示があり。どこかのレストランで食べて思いつたそうです が、本来はオニオングラタンスープらしい。
後からそう言えばチーズも入っていたと思い出したようです)。

今日も快晴。坪足でまずは青年小屋を目指す。
雪がなければ小一時間の距離のようであるが、2時間かかる。途中雪の踏み抜きに悲鳴の連続。
後からふたりの踏 み跡をたどるが、二人目までは許しても三人目は許さないとばかり、雪を踏み抜きもがいて抜け出すこと度々。
時々前の方で「くっそー、しんどいどー」とのわ めきもありました。ようやく青年小屋に到着。
小屋開きの準備中である。部屋の掃除と布団干しをしている。ほんわかとしたのんびりとした雰囲気。
春やねぇ 〜。天気が良くポカポカとしているのでしばらく休憩。
目の前に編笠の登りが見える。
小屋の人がワカンを付けて楽々と登っていく。うらやましい!ワカンがあれば・・・・!
この登りでも雪の踏み抜きに更に苦労す る。大きな穴を開けてしまって、底まで足が届かないのもありました。
もがいで這い出すのはあり地獄。

編笠山の頂上。西岳頂上より更に見晴らしが良い。
南八ヶ岳を真近に望む絶好のビューポイント。最高の天気!!
メンバーの行いがどこまで良かったのか!充分 近景、遠景の山々の眺望を楽しみ、別れを惜しみつつ下山にかかる。

最初は岩稜帯がしばらく続き、樹林帯に入る。樹林帯を下るとバリバリのアイスバーンと なったので、アイゼンを着用。
アイスバーンが終わる中腹くらいで単独行の登山者と会って状態の話をすると諦めてうしろから下山してきた。
道が緩やかになっ てからも、かなり距離があり、ようやく駐車場に到着。かなり疲れましたが、天気に恵まれ素晴らしい山行でした。


最後の仕上げに鹿の湯で2日間の汗を流しホッと一息。
山行後のこのひと時が快感。ヘルス メーターで体重を量ると壊れているんじゃないかと思うような表示。
目標としている適性体重。でも、家に帰るまでに、半分戻り、3日後には完全にリバウン ド!束の間の適正体重でした。
 
今の時期、花は見られませんでしたが、
絶好の晴天に恵まれ、南八ヶ岳、南アルプス、中央アルプスの雪をいただいた雄大な山々に囲まれてゆっくりくつろげた 二日間でした。


文・写真:サンキュー 写真:山の家