奈良山友会 山行の記録

八ヶ岳
雪山登山

2006年1月14日〜15日


<メンバー>
L.山遊亭軟弱、SL.Mt.冨士、へんなおじさん(総勢12人)

<参考時間>
1/14
渋ノ湯12:18−高見石14:00−青苔荘15:00

1/15
青苔荘 7:08 − 麦草峠 7:45−中小場 8:27− 茶臼山 −9:22 縞枯山展望台 10:00−縞枯山10:55 − ピラタスロープウエイ 11:30

1/14 1日目
朝6時30分まだ夜は明けきらず天理駅を出発。天候は雨、最悪のスタートで始まる雪山登山。
今回参加者12人は朝が早かったため、早くも車内で居眠り。車は 雨から逃げるように目的地まで走行。
12 時過ぎ登山口、渋ノ湯に到着。メンバーは登る用意をして今日の目的地、青苔荘まで出発。
今年の八ヶ岳は例年より雪が少ないそうだが私から見ると十分すぎるくら いだ。12名のメンバーは3班に分かれ歩き出す。
雪山は荷物が多く又、装備品も増えるのでザックは重い。この重さが歩行中にジワジワと効いてくるのであ る。

歩き出して1時間、まだ雪道になれないのか身体が重く息苦しく、レインウエアーを着込んでいるので汗が噴き出す。
この辺で「1本をいれて欲しいなあ」と思 う。願いが通じたのか、休憩に入る。
普段なら雪の上にザックを放り投げ、熱ったかいお茶を飲むところだが雨で立ち休憩になる。一息つきふたたび歩き出す。

賽の河原では中央アルプスが見えるそうだが雨でアウト
。シラビソの樹林帯は晴れていれば光と影のコントラストが奇麗だろうなと思うが、これも雨でアウ ト。
高見石小屋で雨を避けての休憩、皆は「小屋まで後どのくらい」と口々に言い始める。
高見石小屋からは雨が雪に変わる。これで3アウト。「今日はもう終 わりやなあ」と思ったのは私だけだろうか。
高見石から白駒池までは下り道になる。白駒池の氷は40p以上張っているので、池を横断して今日の宿泊地青苔荘 に到着。
(行動時間約3時間。)

青苔荘に着くと皆濡れた服や装備品、靴等を乾燥室に入れに行く。乾燥室があるのは有難い。
片付けが終わると小屋主人から「食堂の方でお茶を飲んで下さい」と 声がかかり、私達を食堂に案内してくれた。
食堂にはやぐらこたつと薪ストーブがあり部屋はかなり暖かい。今日の小屋の泊り客は私達だけらしい。
他の客が居 ないのは気兼ねなしにくつろげる、これはヒットである。

皆、やぐらこたつに入り夕食までの時間を雑談で過ごしていたら、誰かから「一杯やりますか」と声がか かりプチ飲み会となる。
やはりアルコールが入ると話はもりあがる。

夕食は寄せ鍋、ヤマメの塩焼き、山菜、味噌汁、野沢菜と山小屋の夕食メニューとして品数 は十分で寄せ鍋は逸品でありこれはヒット。
夕食が終わり消灯までの時間がこれまた長い。そしてまた、雑談が始まる。
この雑談に磨きを掛けるため、再びアルコールが 入る。

消灯時間、外を見ると湿った雪が降り続いていた。明日は晴になれと願い床に着く。


1/15 2日目
5時30分起床、外は雨が上がり雪も降っていない様だ。6時には朝食の用意が出来ていた。
食事が終わる頃には外も明るくなってきた。

7時過ぎ青苔荘を出発。天気は昨日とうってかわって晴天の様子だ。
麦草峠には冬期閉鎖の国道を行く。雪道をしっかり踏みしめると絨毯の上を歩いている様な 感触が靴に伝わってくる。
国道から茶臼山に行く登山道に入るここから登りになる。この登りはきつく息が切れる。

そして雪道の勾配がきつくなるほど靴がすべ りだす、靴の先を蹴りだす様に雪道を歩かないと前にいかない。
坂道の途中で小休止を取り茶臼山の頂上に着く。茶臼山から縞枯山に向かう、ここから下りになり登りかえすと縞枯山展望台に着く。

展望台からの眺めは大パノ ラマで
八ヶ岳、北岳、鳳凰三山、甲斐駒ヶ岳、仙丈岳、恵那山、空木岳、木曽駒ヶ岳、御嶽山、奥穂高岳、槍ヶ岳、蓼科山、浅間山が見え、
山々の頂の雪をかぶっ た山容の美しさに魅せられる。何時間見ていても飽きない。



皆思い思いにこの風景をカメラに納めている。時間の過ぎるのを忘れてしまうほどである。
展望台を後にして縞枯山に向かう。



シラビソの樹林帯は光が射し込み昨日と変わって光と影のコントラストが美しい。

縞枯山は「シラビソ」や「オオシラビソ」 のといった樹木が帯状に枯れて行き何列にも白い縞模様になりその美しさを見せている。



縞枯山から急な下りになる。下り終えると林道にでる。
ここからピラタ スロープウエイまでは平坦な道が続き、そしてピラタス蓼科ロープウエイ乗場に到着。
ロープウエイで下降中、剣岳、立山連峰が見え、最後まで今回の雪山登山 を楽しむことができた。
(行動時間約4時間30分)


文:チョモランマ 写真:porori・トレモロ


八ヶ岳主峰