奈良山友会 山行の記録

住塚山・国見山

2004年4月18日(日) 快晴


他グループの人に頼んで、みんなでニッコリ

L.ハッピーエンド  参加者:9人

<コース・コースタイム>
10:00 長野バス停− 11:00 屏風岩公苑− 11:50 住塚山頂 −
12:40 国見山頂(昼食)13:20 発− 13:55 クマタマ峠− 宇野川橋− 室生寺

4月12日の公開山行説明会の時点では、参加の意志はまだ決まっていなかった。
装 備等何も知らないド素人で、それで 迷っていたら、その日の帰りに、Kさんが購入の援助を積極的に言ってくださり、
そのサポートにとても感激して、行くことに決めた。それと、心に残った、そ の日のIさんの言葉「無になれる」。
私は昨年の今頃、極度のノイローゼからうつ病を発症し、感情を失って入院していた。私だけはこの種の病とは縁がないと 思っていた。
しかし、原因はたくさんあった。環境、そしてなにより私自身の中に。
「無になれる」この言葉が頭から離れず、参加したいと思った。でも不安 だった。


桜が見頃の屏風岩公苑でも、提灯が吊ってあったりし て、大和郡山城みたいな・・・

リーダーはもっと不安だったのでは、と、今思う。しかし、B型の私は「初体験」が大好きなのだ。
一応、現在仕事(キャディ)は休業中である。入院が長 かったせいか筋力が無くなり、関節という関節の老化がいっきに進んだことで、
今度は整形外科からキャディ復帰に対してのドクターストップとなった。そんな 私が登山!自分にかけてみようと思った。
心身ともに真の健康を取り戻すため。それに自然が大好きだ。
山・川・海・小さな花々・せせらぎ。見ているだけで、 頭の中に何かきらきらしたものが入ってくるようだ。

自然の美しい、樹木・草花のあるところには、妖精が棲んでいるという。そして私たち人間をより良い方向へと導いてくれるという。
見たことは無いが、私は 妖精の存在を信じている。会いに行こう、そう思った。
ところが、その大好きな初体験はバスを降りて1時間もしない内に、厳しい修行のようになっていった。
いろいろ手帳に書いたが、どこへ行ってどこで休憩したか、半分も覚えていない。
確かに「無」になれた。何も考える余裕は無く、足を上げることが難しくなっ て…
おしまいには心の中で「妖精さん助けてー!」と悲鳴をあげていた。


住塚山頂 好天に恵まれました。

そして国見山に着いたとき、目に映る山の頂の連なり、少し春霞がかかっているような景色を観たとき、
もう現実の事など、もうどうでもよくなっていた。


国見山頂から曽爾高原方面

サポートしてくださったリーダー、靴紐が切れているところを持っていらっしゃって貸してくださったロザリアさん、
そして皆さん、ありがとうございまし た。足、引っ張ってごめんなさい。


南松の滝にて
サンショウオでもいそうな所でした


文:H.N 写真:TAKACHAN