奈良山友会 山行の記録

鳳凰三山も 暖冬でした

2004年2月27日〜29日

一日目に見えた富士山

<メンバー>
L.山の家 山遊亭軟弱、山歩、kazukun

参考時間
車で奈良韮崎間6時間強。韮崎登山口1時間弱。
歩いて登山口から夜叉神峠1時間20分。峠から杖立て峠まで2時間。帰りは全てで2時間程。

 参考積雪状況:なし


2月の27日から29日まで前夜発一泊のテント山行をやって来ました。
参加者は4人。奈良から車で7時間弱。中央道韮崎を降車、夜叉神登山口に着。ちょっと一杯やって仮眠。朝7時に起床し、8時過ぎに出発。
しかし、ここでびっくり。登 り口はゲートより少し戻るところに有りますが、真っ黒の土道です。
上を見上げても雪は無し。足元はプラブーツです。石ころの上を歩くにはチョット痛 い!!。
30分くらい歩いて、やっと初冬の雪のように遠慮深く残っていました。春の山景色と云うより、冬枯れの景色でした。

1時間20分くらい歩いたところで夜叉神峠に着きました。ここでやっと、冬山に来た自覚が出来ました。
小屋の前に拡がる雄大な雪山。右から北岳、間ノ 岳、農鳥岳と3,000m級が居並び、
頂上に声が聞こえそうなくらいの近くに、直ぐ行けそうな所に見える。青い空をバックに真っ白な山が三山連なっていま す。
それでも足元は積雪は無し、残雪のように影に雪が残っているだけ。

ここから次の通過点は杖立て峠です。2時間(夏時間で)の予定。小屋から1、2分歩いて降りだすと、影の斜面に雪が残っていました。
トレースの後だけが 解けずに残っています。アイゼンが必要か、でも行けるか?迷うところです。
直ぐ登りにかかり、2時間頑張ると杖立て峠に着きました。大部分は直登でもなく 斜登降です。
途中振り返れば富士山がクッキリ見えて、さすが山梨の山。近いな!!
ここまではほぼ夏時間で来ています。ヤッパリ雪が無いせいで。。次の通過点は苺平まで2時間。

夜叉神峠

頑張ろう!!峠から雪で固まったトレースの跡を踏ん張って降り、少し登りが始 まった頃、急に足がレッドカードに!!即刻退場。
膝の上内腿あたりが攣ってきて、痛いなと思っているうちにあっという間に歩けないくらい、かがむ事も出来 ない、一瞬に涙の出そうな痛さです。
こんなの初めて、ビックリです。うつむいて、ただただ我慢、歯を食いしばって、堪える、ザックを降ろす動きも出来ませ ん。
リーダーの私がこのようになって、他の人に迷惑を掛けました。

はからずも、ここでビバークになってしまいました。
痙攣個所はメンバーにマッサージを施してもらい、カイロで温めて、テーピイングをしてほぼ痛みは取 れ、なんとかテントを張ってもぐり込みました。
時間は早く明るく何とも間抜けな時間を過ごしました。飲んで、食べて、喋って酔ったら昨夜は寝不足のため今 夜は早く18時には寝ていました。

夜半からの悪天で風の音が寂しい。幸い場所が樹林帯の中で殆ど影響が無く、朝はわずかの新雪が有りました。
降りは予想時間2時間未満の為ゆっくり起きて 朝食もゆっくり、お茶もゆっくり楽しんで、
それでも喋って、いよいよ「帰ろうか」の一言で腰を上げ、撤収しました。
雪の振る中でしたが、次第に何と!!雨 になってきました。2月の雪山ですよ!!

暖冬とはいえ、雨とは。登山口に帰ると本格的に雨。車に乗るのも傘が要るくらいの雨。
こうして、今回の山はあっけなく終わってしまい、次回に期待と希望 をつなぐ事になってしまいました。

 本日の登山者は往復で3人にあいました。静かな山です。
夜叉神峠までは北岳を観る為だけの冬の最高のハイキング道です。
帰りの温泉も最高の湯です。 チョット高かった!!(1,000円)


文:山の家 写真:kazukun、軟弱