奈良山友会 山行の記録

和泉山脈
犬鳴山

2003年9月21日

参加者6人

<コース・コースタイム>
南海難波駅7:50集合 8:02難波発―8:35泉佐野下車、8:40バス発―9:05犬鳴山下車
9:15バス停出発 → 9:45大不動明王 → 10:25地蔵岳 →10:42経塚権現岳 → 
10:55天狗岳 → 11:35 大不動明王に帰る 大不動明王で昼食後12:15出発 → 12:35蟻の戸渡り →
13:30高城山(649m) → 13:50高鍋山(569m) → 14:15大不動明王に帰る →
14:50犬鳴山温泉(バス停前)「不動口 館」で入浴後15:56発のバスで帰り、JR天王寺解散


今日は山行があるのかなー、中止かなー、
家 を出発してからもなお昨夜来の悪天候が不安で、駅への道すがら、今は一応雨は止んでいるが厚い雨雲におおわれた空を見上げつつ、
携帯を操作。でも誰の応答 もなく、まっ!行ってみるか!
腹をくくって到着した南海難波改札口前には既に4人のメンバーが私達が来るのを待っていました。

6人そろったところで急行に 乗り 込み、泉佐野駅前からお客は私達だけのバスで犬鳴山終点へ。
犬鳴渓谷沿いに、うっそうと木々の茂る、よ く整備された参道を進み不動堂手前の広場へ。
そこには大不動明王をはじめ幾体かの大きな御像が祭られてており、私達は役の行者さんがくつろがれている台の 横を通り抜け一挙に山道へ。
ここは蛇腹と呼ばれる行者の修行場の一つで、
崩れる足元に気を配りつつ険しい登りを、木の根、岩、ロープに掴まりながら登りきる と、そこは地蔵ヶ岳。

スタート 犬鳴山とはこの一帯の山の総称だそうです 山名の由来

急な登りをもう15分程続けて経塚権現岳に到 着。
ここから泉州沖に浮かぶ関西国際空港が望まれ、ああ高い所に来たなと、感じさせてくれます。
多少の高低はあるものの尾根沿いの木立の間を10分程進む と大きな御顔の天狗 さんの像が立っている天狗岳頂上に到着。
さー、少し休憩!ところが雨はたまにぽつぽつ降る程度で大した事は無いのに吹く風の冷たいこと。
じっくり座って居 れず、そこそこに元来た道を経塚権現岳へ。

そしてこんどは修行道ではなく一般道を大不 動明王様の所まで下り、広場のテントの中で小休止。
昼食はすぐ上にある滝の所で滝を見ながら取る予定が、ここにきて霧雨が降り始め、雨足が少々激しくなっ てきました。
そこで急遽このテントの中で食事をすることに変更。昼食後雨も上がり、では午後の部、出発!
新しい木造りの御堂の中を土足のまま恐る恐る横切 り修行の滝へ。
滝を見学後、すぐ横の登り口から高城山を目指し登山再開。

またまた一般道ではなく険しい修行道へ。鎖 をつかんで岩を登り、木の根、ロープに掴まりながら急登。
一般道、蟻の戸渡り、蟹の横這い縦這い、この3者 択一の分岐点では蟻の戸渡りを選択する。

岩を掴みながら断崖を横這いし、次に上の岩に攀じ登る。ところが足をかけるべき岩は岩壁にわずかしか刺さっておら ず、
はるか下方、木々の間から見える自動車道に思わず足がすくみ、血の気が引くのが感じられる。えーい行くしかない。
やっとの思いで上の岩によじ登り、本 日の修行は無事終了。

もし蟹の横這い縦這いを選んでいたら、どん な難所があったのかなーと、少々怖いもの見たさで思いを巡らしながら、
後は落ちても命に別状ない程度の急登をを続け、その後尾根道を少し横歩きをし、高城 山山頂に到着。

続いて時々降る雨に傘をさしたりすぼめたりしながら、あちこち崩れてとても車の通れそうもない林道を20分程下り、高鍋山へ、
後は林 の中の道を下りに下って、元の大不動明王像前の広場に戻り、渓谷沿いの参道を下り犬鳴温泉へ。

バス停前の「不動口館」で入浴、さわやかな気分で帰路に!

行場の急登 行者の滝

尚、この犬鳴山は役の行者が大峰山を開く前に開 かれた修行場とか。結構歴史のある変化にとんだ山でした。


文:みさちゃん 写真:porori