奈良山友会 山行の記録

穂高岳縦走

2003年9月25日〜28日


奥穂山頂

<メンバー>
L.ころり、さよちゃん、ロザリア、リギ

<コース・コースタイム>
<9月26日> 上高地6:40−横尾9:27−本谷橋10:47−本谷出合12:20−涸沢小屋13:05− 穂高山荘16:00
<9月27日> 穂高山荘6:03−奥穂高岳6:40−前穂山頂9:10−岳沢ヒュッテ12:35−岳沢登山口14:58


彼岸を過ぎて、ようやく暑さも和ら ぎ、涸沢の紅葉に思いを馳せながら京都へ向かいま す。
この山行は、涸沢までの写真グループと、穂高縦走グループとに分かれての行動です。
京都から上高地までと、偶然にも河童橋でバッタリと合流して、楽しく長い反省会から、京都に帰るまでを一緒に行動しました。


小屋をめざして登る

9/25(木)京都23時発の夜行バ スを、沢渡で低公害バスに乗り換えて上高 地に入りました。

雨上がりの上高地バスターミナルは、平日とあってさほどの混雑もなく、皆それぞれ身支度をして、目的の山へ と歩き出して行きます。
私達も軽く食事をとり、歩行時間も長いので、涸沢グループより一足早く6:40に出発です。
朝、早いこともあって河童橋付近には観光客もなく、静かな上 高地を登山客がもくもくと歩いて行きます。
明神、徳沢と50分で歩き順調です。

私が始めて、上高地から涸沢まで歩いた時は、大正池、河童橋からの風景、梓川の澄んだ美しい流れ、すべてに感動しました。
最近、横尾あたりに新しい建物も 出来、橋も綺麗になって、雰囲気まで変わってしまったようです。


横尾を過ぎ、本谷橋まではほとんど平坦な道で変化が無く、この歩きが無かったらいいのにと、つい思ってしまいます。
晴れて日差しも出てきました。

このあたりに来ると、下山の人も加わって登山道は渋滞気味です

本谷橋で少し休憩をして登りにかかります。
今年は夏の天候が不順だった事や、9月に入って残暑が続いたこともあってか、このあたりでも紅葉には早く、
ナナ カマドは実だけが赤く葉の緑が秋の日を受けてきれいでした。

本谷橋から1時間くらいで、涸沢のテント場と目指す穂高山荘が見えてきました。
「ヤッター!山荘が見えた、」と喜んだけど、これからが本格的な登り。

本谷出合いで写真を撮ったりして、青空に穂高の雄姿を眺めながら、涸沢小屋への分岐を目指します。

 
奥穂から吊尾根                               西  穂  高  岳


写真グループの泊まる涸沢ヒュッテは、青空に元気よく鯉のぼりが泳いでいまし た。

私達は右に涸沢小屋への道を登ります。
このあたりではナナカマドの葉も少し色づいて、トリカブトの花も名残惜しそうに咲いています。

遮るガスも雲も無く、蝶ケ岳から常念岳、涸沢岳から穂高山荘までくっきり見えます。
涸沢小屋を過ぎて1時間位過ぎた頃には、朝からの疲れも出て、きつい登りに歩も進みません。
ザイテングラードをゆっくりと励まし合い確実に登り、穂高山 荘に4時到着でした。
良くガンバッタ!明日の登りは少ない、お疲れさま。

9/27(土)、満点の星と朝日で快晴の朝を迎え、4人とも元気良く、奥穂高岳の登りにかかります。
朝、寒かったので少し緊張しましたが、少し上が ると、笠ケ岳、槍、裏銀座縦走路の山々、富士山、南アルプスと360度の」展望に
全員大感激です。奥穂高岳で温かいコーヒーを飲みながら、贅沢な時を過ご しました。

前穂高岳に向かって、岩場の下りをゆっくりと、慎重に下り、前穂高岳は30分で登り、好天に恵まれた山頂を堪能してきました。

岳沢の紅葉は、穂高の岩稜を歩いて来た私達を癒してくれます。
ダケカンバの楚々とした紅葉に、今までの緊張もほぐれ、笑い声も出てきました。

岳沢ヒュッテでりんごをかじりながらの休憩、ほんとうに良かったね。
一仕事を終えた気分で、上高地へ向かいます。

☆ 気負わず、焦らず、慎重に、好天に助けられた山行でした。


文・写真:リギ