奈良山友会 山行の記録

初級テント講習
与野公園と油日岳

2003年9月14日(日)・ 15日 (祝) 快晴

<メンバー>
L.山の家、参加者7人

コース
‹9月14日> JR奈良駅前ダイエー 10:00集合、食料購入 10:50JR奈 良発−柘植駅 12:00着
昼食及び座学後 13:45 柘植駅出発 与野キャンプ場14:45着、テント設営後夕食

<9月15日>  5:00起床、朝食後 6:50 テント場出発−三馬谷 8:00油日岳 8:55  
三国岳?(忍者岳) 9:45−悪路−沢道 11:30−三馬谷 11:45−柘植 駅 13:30
14:10発のJRにて奈良へ、奈良解散

今回のテントハイクは新人の方などテント泊の経験がない人に参加してもらい、
テントの張り方、野外料理の作 り方などの学習とテント泊の素晴らしさを知ってもらい、
山行きの楽しさをもっと広げてもらおうとの目的で企画されました。
今回初めての企画のため、PRが行き渡らず人数も予想外に少なくなりました。

テント泊は、重たい荷物を持ち、狭い場所で寝て、不味い物を食べねばならないと思っている人が多く、敬遠されたのも一因でないかと思います。
私も35年ぶりにテントを担いでの登山でしたが、テント、食器、寝袋なども軽くて良くなっており荷 物も予想外に軽 くてすみました。
来年もこのような企画があると思いますので、特にテント泊の経験の無い人はぜひ参加されると良いと思います。


14日昼食の後、太陽一杯のアスファルト道をキャンプ場に歩き出しました。
風が吹くと幾分 涼しいのですが、残暑が厳しく汗だらけになりながら田舎道を約1時間歩いて与野公園テント場に到着 です。
テント設営の練習後食事の用意をしていると、円の行者さんが車で到着しました。
円さんは早く着いてハイキングを終わって帰りにここでテント泊です。
我々はスキヤキ、円さんは焼肉、アルコールは各種で大量にあり、夕方5時頃から9時頃まで大騒ぎの宴会です。
夕方からは広い与野公園には他に人は居ず、山友会の貸切ですので気兼ねすることな く大騒ぎできます。

15日は朝5時に起き、味噌汁とお にぎりの朝食をとり、テント撤収の練習をしながら出発の用意です。
天気が良く場所の良いのでスムースに跡片付けができました。
1時間車が通れるアスファルト道を登り、三馬谷から急峻な登山道を油日岳(690m)を目指します。
山は浅く高くないのですが、このコースは登山に来る人も少ないようで整備も良くなく、
急 な登りが続きますが自然の残った気持ちの良いハイキングコースです。
1時間で油日岳頂上に到着し ました。

油日岳頂上へのコースは他に駅からタクシーを使ったポピュラーなコースがあるようです。
我々は油日岳→加茂岳→忍者岳(728m)→三国岳(686m) →ゾロ峠→旗山→柘植 駅を目指します。

三国岳から下りずに尾根伝いに那須が原山を経由して大原ダムバス停が一般的なコースのようですが、
最新の旺文社「山と高原地図」では我々 のコースも破線で出ています。

途中ほとんど道標もなく、ピークらしい所もありません。
三国岳近くで尾根道から右側に分かれる道を探しなが ら進みました。
1時間弱歩いた所で那須が原への道標から反対の道に大きな「<三国岳728m>」の金属のオフィシャルな道標があり、
その後ろの登山道が続いています。方向も地図通りですので全員 ここが間違いなく目的の分岐道と疑いもしませんでした。

しかしながら20分ほど下ると道が少しずつ 悪くなりそのうちに道が無くなってしまいました。
引き返して道を探すと途中に獣道のような急な下り道があり多種なテープがあったのでそこを下ります。
とて も登山道とは思えないような悪路にテープが続いています。
1時 間悪路と苦闘してやっと登山道らしい沢道に到着、ここで行動食をとってゾロ峠に向けて出発です。

しばらく行くと見たような小屋が見えて“アレ!”と思って 進むと出発点の三馬谷です。
目的のゾロ峠への道とは違う尾根経由してきたようです。
我々は「三国岳」と思ったのは「忍者岳」だったのです。
そういえば<三 国岳728m>の裏にマジックで小さく「忍者岳?」と書いてあったのと728mが違っていました。
金属のオフィシャルな道標が間違っているようです。

帰って200111月発行の「山と渓谷 社」の「大阪の山250」には、
油日岳からのコースで「三国山」が2箇所 あり2回目が正しいようだと載っていますので数年前から間違った標識があり、
訂正されていないか、こ の尾根付近全体を「三国岳」と言っているのかも知れませんが、遭難の危険もあり訂正すべきでしょう。

全員気が抜けてしまい旗山に登る気もなくなり、来た道を引き返して柘植駅に向かいました。
最後は気が抜けましたが、天気も良く大騒ぎをした楽しい テント泊でした。


文:ヨーチャン  写真:ロザリア