奈良山友会 山行の記録

北岳〜塩見岳

2003年8月18日〜8月21日


間ノ岳から南アルプス南部の山

<メンバー>
L..ハッピーエンド porori リギ

<コース・コースタイム>
<8月19日>
大樺沢出合 8:05→二俣 10:25→八本歯分岐 12:10→八本歯のコル 12:55→北岳の分岐 13:20→北岳 14:05→北岳山荘  15:30 (歩行7:25)
<8月20日>
北岳山荘 5:40→中白峰 6:12→間ノ岳7:06⇔7:25→三峰岳 8:01→熊ノ平小屋 9:13⇔9:30→小岩峰 10:28→大崩壊の稜 線 12:05→
蝙蝠岳分岐 13:55→塩見岳東峰 14:40→西峰 14:52→塩見小屋 15:50 (歩行10:10)
<8月21日>
塩見小屋 5:15→本谷山 6:35→三伏山 7:28→三伏峠小屋 7:48⇔8:05→塩川バス停 10:45 (歩行5:30)


前回、北岳〜間ノ岳〜農鳥岳〜塩見岳を縦走したのは、阪神タイガースが優勝した翌年の1986年でした。
単独で行ったのですが、北岳山荘・熊の平・塩川小屋と3泊でした。
もういちど、北岳と塩見岳を見たいとの思いで休み日程の合った3名で行ってきました。
ただ、コースとしては、甲府からの山梨バスが土砂災害のため、通行止めとなったことから、戸台口から入ることにしました。

15時に梅田に集合して、15時半の伊那高速バスで、伊那市で降りて戸台口から入り、村営バスに乗り換えて、広河原に入ることにしました。

予定したタクシーの運転手に食事終わるまで、荷物番よろしく待ってもらい、仙流荘まで40分程度にて到着しました。
仙流荘は、甲府から入れないことから満杯とのこと。3人は、駐車場にあった無料休憩場で仮眠することに。
軟弱さんからも無料休憩所があることを確認しましたが、マットもあり、先客はいましたが、身体を休めるにはいいところです。
車出入る客が多く、駐車場が半分以上は埋まっていました。

翌日村営バス2台で、北沢峠に到着・甲斐駒・仙丈岳に登る登山客と別れて、さらにバスを乗り換え広河原に到着。
広河原の吊橋を渡り、対岸に、リギさんとpororiさんは、前回は、北岳肩の小屋から北岳入るコースを目指したとか、
今回は、大樺沢から、八本歯のコルを通過するコースの最短コースで登ることにした。


大華沢の登り

8時バスを降りて、8:05から歩き出す。北岳付近は、ガスが覆い見晴らしは期待できそうもない。
前回は、大樺二俣からは、北岳のバットレスを仰ぎ見ることができたが、今回はガスがかかり何も見えそうもない。
二俣から、急騰となり、本来の登りとなる。八本歯コルから、さらに梯子でてきて、喘ぎながら、足を一歩一歩運ぶ。
北岳山荘の分岐で、ザックをおき、北岳までピストンとした。

頂上には、1パーティーしかおらず、写真だけとって、小屋に向かうことにした。小屋では、泊まり客は半数程度。
ビールで乾杯した後、横になってしばらく寝ることにした。自炊は自炊室が小屋の中にあり、
pororiさんが準備した中華丼をワイワイ言いながら食べて、早めの就寝とした。

20日は、快晴
本日は、塩見小屋までのロングコースであり、5時40分に小屋を出た。
中白根から振り返ると北岳が屹立しているさまはどうだろう、来てよかったと思う。

間ノ岳では、360度の展望が得られた。どこかのグループが万歳を唱えている。
これから歩く塩見岳への縦走路や、荒川三山・聖岳も見ることができる。3人とも感嘆した。


間ノ岳から

北アルプスでは、人が蟻の行列のように歩く姿が見てしまうが、南アルプスでは、自然が主人公であることを実感できる。
なんと山の深いことよ。農鳥岳が目の前に見えるが、あと一泊余裕があれば農鳥岳を往復して、熊の平小屋で泊まり、
次の日に三伏峠に泊まる日程を組むことも可能。今回は、日程余裕がないので塩見小屋に泊まることにした。
ただ、この小屋は30人程度しか宿泊できず、予約が必要である。
予約しないと三伏まで降りて欲しいと言われるので要注意。

間ノ岳で展望を楽しみ、pororiさんが用意したグレープフルーツで渇きを癒して、塩見岳までの稜線散歩を楽しむ。
北俣岳分岐からは、疲れがピークとなるが、最後の頑張りで塩見岳ピークに立つ。

ただ、ガスがでて、頂上からの展望はない。風もでていて、塩見からの下りはガレ場もあり慎重に下山する。
小屋には、15:50に着く。

小屋から見る天狗岩を従え立つ塩見岳は、間ノ岳から見る塩見岳と別の趣がある。
小屋は別棟でしたが、三角屋根で狭く、外での食事とした。リギさんが少々気分悪くダウンして食事をしないで、寝てしまう。
二人だけで、簡単に食事を済ませて、早めに寝ることに…。

21日は、曇り
昨日、心配したリギさんも熟睡できたようで元気回復してひと安心。バスの時間もあり、早めの5:15には、小屋を出ることができた。
三伏山からみた塩見岳 又、荒川三山と続く登山道は、高度感もあり、素晴らしい。

塩川バス停には、10時45分に着く。バスの運転手に依頼して、風呂に入るため清流苑までの料金を払い、降ろしてもらう。
350円。料金も安く、露天風呂から、南アルプスの山並みを眺めることができる。風呂上り、生ビールで乾杯して、無事下山を祝う・美味かったこと。

pororiさんの気転もあり、往復とも高速バスを使ったことで、以外と安くあがったことや、
リギさんも塩見小屋では疲れた様子でしたが、二人とも、2日目の長時間の歩行にも関わらず、塩見小屋に予定どおり着けたことに感謝したい。


文:ハッピーエンド 写真:porori


タカラビランジ