奈良山友会 山行の記録

曽爾 国見岳〜紅ヶ岳
(読図 山行 A班)

2003年6月8 日

<メンバー>
L.山遊亭軟弱  SL.山の家
参加者10人

<コース・コースタイム>
曽爾弁天橋 8:45−中山峠への分岐 9:10−中山峠 9:40−7:13のピーク
10:10−布生山 10:43−中山峠 11:25−809のピーク手前 11: 50(昼食)12:30−
国見山13: 22−紅が岳13:35−769のピーク 14:35−林道に出る 15:10−バス停(槻乃木橋)15:50

梅雨前の最後の晴れになりそ うな日曜日、国土地理院1/25,000の 地形図(倶留尊山)を使っての読図山行ということで名張駅に集合します。

名張駅北口からバスで曽爾弁天橋までの車中、 すでにいつもと違う雰囲気です。

皆、 地図を出して(ふだんはバスの中から真剣に地図を広げている光景はあまり…)
コンパスをあてて、中にはコンパスを構えて立ち上がって、クルクルまわって いる人も。

その中でただ一人、余裕をかましているのは今日の L.軟弱さんでした。

バス停曽爾弁天橋でL.から説明を聞いて、地図上 で現在地と今日の山を確 認して出発します。

中山峠までは林道を道なりに、中山峠への分岐点に は標示板があって、

それでも皆、真剣に地図を片手にまわりの地形を見 ながら、納得した り、???だったり(私は???組です)


中山峠の分岐点

さて、中山峠からは、2人でペアを組みトップを任 されます。L.は間違って いようがいまいが、

なんら口出ししません。トップが間違えば全員をと んでもない所に連れて行って遭難です。

地図とコンパスで道を探して今日の予定通りの コースを行くという読図山行です。

中山峠を過ぎ713のピークから90度東に折れ、 次のピークを北へと道を探します。

道は あるような、ないような、かすかなトレースがあるような、ないような、と言った感じです。

(ピークに標示はないので地図上で確認して方向を 定めます)

誰かが、道よりL.の顔色を盗み見する方がエエ で、 なんて言ったりしています。

ポイント地点で次のペアにトップを変わり、順番に 変 わって今日の全コースを完歩するのです。

さ〜て、行けるのかなァ…?


道無き道を往く

大きな道と交差する、尾根道を歩く、谷に下りる、 急 勾配、緩い下り、広い、

または狭いピーク、崖、などなど、地図には全てが 載っているのですが…。

地 図上で行くべき目標地点にコンパスをあて、磁北線を合わせ、矢印を合わせてしているつもりでもやや方向が違っていたり、

小さな道がいくつもあって、地図上 のわずかなカーブが実際の地形ではどの程度になるのか、

まっすぐに進んでよいのか方向を変えるのか、その 辺がわかりません。

山歩&porori組は、コンパス以上に目と鼻(イヌか?)をこらして727のピーク布生山に到着です。

「バンザーイ 着いた よ〜!」と喜んでいたら、後ろから来たL.に「遭難やー」と言われて「えェー」予定の道より少し左に遠回りしたようです。

一回目の遭難をさせてしまいまし た。

中山峠に戻り国見山、紅ヶ岳を目指します。


木の間越しの山は紅ヶ岳

ピークや鞍部などを確認しながら行くのですが、国 見 山への道もやや外れて、小さな谷に下りてしまい方向修正して急斜面を直登します。

登り切ると国見山に出ると思いきや、紅ヶ岳に出て しまい、これは国見岳へ の左に入る道を見過ごしてかなり直進してしまったようです。

国見岳まで戻り、間違った個所を確認します。非常 に 分かりにくい地点でした。

これもやはりもっと良く地図を見て、コンパスを正 し く使っていれば間違いはなかったのでしょうか? 二回目の遭難です。

769の ピークからは私でも分かる大下り、等高線が積んでいて地形図も色濃くなっています。

このピーク辺りで初めて曽爾の村、小太郎岩、鎧 岳、倶留尊山、通過した 国見、紅ヶ岳等の展望が開けます。

でも今日は、もし展望があったとしてもそれを楽し む余裕はなかったかも、地図、コンパス、進路を見るのに必死でしたか ら。

後はもう間違うような個所はありません。

林道に出合いバス停まで。ここで思わず鼻歌が出て し まったのは私だけ?


地図をもっと正確に読めたら、間違いなく山は数倍 楽 しくなります。

次回は遭難0を目指しましょうね。 おつかれさ ま!

文:porori