奈良山友会 山行の記録

クリーンハイク
鳴川峠〜十三峠
業平ロマン街道

2002年6月2日

参加者21人
(うち一般参加7名)


 恒例のクリーンハイク。
日頃楽しませてもらっている山に感謝し、ふるさとの自然を守るため、毎年6月第一日曜に行っている清掃ハイキング です。
今年も趣旨にご賛同いただいた一般参加者7人を含め、21人がさわやかな汗を流しました。
なお、奈良山友会では高円山から柳生街道のコースも同時に 実施しており、こちらも19人(うち一般7人)の参加がありました。

 近鉄元山上口駅から歩き始めます。
役行者が修行した千光寺が山の中腹にあるのですが、行者が奈良の山上ヶ岳に入る前にここで修行したことから、
千光寺は 「元山上」と呼ばれ、だから駅の名前が「元山上口」と言うのです。

山口神社の前を通り、田園風景の中をしばらく行くと清滝(滝は枯れている)石仏群を見て、揺地蔵の前を通り、千光寺への坂になります。
この坂の手前の家 には珍しいオオヤマレンゲが花を咲かせていました。
千光寺で休憩し、軍手やゴミ袋、金はさみを配布して、いよいよゴミ拾いです。

 
左:千光寺山門             右:縦走路から生駒山を望む

寺の門前を左折し、雑木林に入ります。気持ちのいい道です。このあたりはゴミはほとんど落ちていません。
行場への道を見送り、ゆるやかな坂を 登っていきます。やがて沢に出て傾斜がきつくなりますが息が切れるほどではありません。
昔はこの道を多くの旅人が行き交ったのでしょう。石畳になっている 部分もあります。
ほどなく車の音が聞こえ、ドライブウェイの下を潜って鳴川峠に到着。ここから南へ向かいます。

2週間前の公開山行と は打って変わった好天で、すがすがしい尾根歩きです。
でもドライブウェイが近いため、ゴミは多くなり、手に持つ袋はだんだん重くなります。
なぜこんな山に 来てゴミを捨てて帰るのか・・・そういうことをする人の気が知れません。
山が汚れれば、結局は人間自体が住めなくなっていくのです。

縦走路を1時間弱南へ歩き、「鐘の展望台」で昼食。
眺めはいいのですが、ここも駐車場が近くゴミが散乱しています。

 
左:十三峠の石仏              右:下山路の不法投棄現場

昼食後は30分ほどで十三峠。さらに少し南へ行って、縦走路を右に見送り、平群への下山路に入ります。

ここで団体の方々とすれ違いました。「ゴミ拾いで すか。ご苦労様です」と皆さんが声を掛けてくれます。
我々が拾うゴミの量はたとえわずかであっても、ゴミを拾いながら歩くということで少なくともアピール 効果はあるし、
山ではゴミは持ち帰るんだ、という当たり前のことが徹底されるよう、少しでも役立てばそれで十分やり甲斐があるというものです。
でも車の通れる道になると急にゴミが増え、明らかに不法投棄と思われる大量のゴミも見つかりました。本当に情けない感じがします。

住宅地に入り、平群町指定のゴミ置き場に到着。分別・計量して、ゴミは計33kgでした。

 
左:お疲れさまでした             右:計量も終わって記念撮影

クリーンハイクは毎年行われます。
山を綺麗にして、あなたも一緒にさわやかな汗を流しませんか?山の好きな方、ぜひ一度ご参加下さい。


文・写真:漫歩計