奈 良山友会 山行の記録

雪 の鈴鹿
鈴北岳


2002年2月2日・3日

<メンバー>
加 茂の仙人、山の家、porpri、山歩

一月より、寒い日が続きました。2月に入って少し緩んだ頃の2日、3日 に、鈴北岳に登ってきました。

 

2月2日(土)

 2日の8:00に天理駅に4人集合。一路登山口へ。
今 回は、御池岳の登山口でもある、コグルミ谷を使わず、鞍掛峠 より登りました。

 藤原町の麓、冬季閉鎖のゲート前に車を置き、これよ り歩いて峠下のトンネルまで行きます。
約6q充分 な距離です。道は、1月末の雪で10cmは残り、日陰では30pは有りました。
途中、コグルミ谷登山口の登山届ボックスを覗くと今日は2組4人だけが御 池岳に登っているようです。(この内、2人に鞍掛峠で出くわす)。
天気は曇りですが、無風状態でまあまあの日和です。コグルミは谷あいのため、かなりの積 雪です。
ゲートより一時間半歩いた頃です。トンネルはもう少し。秋にはとても綺麗な紅葉ですが、今日は白に黒い立ち木が混ざる景色です。

 やっと、今夜のテント場のトンネル前に到着。2時間 余り。登山届ボックスを覗くと去年より誰も出ていま せん。
全員が出すということはないにしても、余り、歩かれないコースだと思いました。
ボックスの横を通り過ぎて、ちっちゃな橋を渡ると、登り口です。
林業 作業小屋の横がテント3つぐらい張れそうな広場になっています。直ぐそばに水も流れてバッチリです。

 まずは、テントを張り、明日のコースを偵察しに峠め ざし、登りました。
道は、小屋より左に急登します。 まっすぐは作業林道です。広いので間違いそうです。

左手の木の幹に小さく(鞍掛峠、三国)と書かれていました。獣の足跡しかない道で、ワカン無しでは難渋 するでしょう。
30分ほどの登りですが、汗の出る良い道です。4人だけの山や!!と、話していると何処よりか人の声。
どうやら、山の上より聞こえてきま す。見上げると、稜線に二人の登山者が峠に向いて降りてきます。
峠に着くと程なく先ほどの登山者が到着。朝からコグルミ谷を登り、御池岳を目指すが、
ひど いラッセルのため、やり過ごし鈴北岳を通り今峠に着いたそうです。

御池岳は腰を超える積雪らしい。明日が、心配です。
でも、わずかにトレースは残るだろう と、期待しました。
(しかし、これは夜の雪に消されてしまいました。鈴北岳より先はただの真っ白な世界でした。
私も踏み後をはずす と、股上まで沈みました)

 明日に期待し稜線を覗いて、テントに下山。早速 に、食事の用意。今夜は豚の味噌煮込み鍋です。
山友会小鍋1号を 出して、美味しくいただきました。おいしい話もいただき、お酒もいただきました。オヤスミ。

 

2月3日(日)

 翌朝、夜の雪もやんで、暗いうちにヘッドランプの明 かりを頼りに歩き始めます。
6時頃でまだ暗い。峠へ は昨日偵察歩行しておいたので、暗くても不安は有りません。
それと、雪道は案外明るいものです。さすがリーダー、昨日よくぞ偵察登山をしたものだ!!
昨日 より早く峠に到着。鞍掛峠。歴史を刻む道です。山に上、下とは良く書いたものです。そのままの感じです。

 少しの休憩の後、いよいよ稜線に踏み出す。とたん に、雪の深さはピッケルのたたない様子です。
鉄塔を超 えて、1,056Mのピークに。昨日の二人のトレースを頼りに歩いて来ました。
無ければ、ルート探しにもっと時間を費やしたでしょう。夏時間の2倍で歩いて います。
少しずつ高度を稼いで振り向くと、伊吹がドーンと出てきました。
里山の高さと思って来ましたが、雪の量は半端じゃない。ワカンが心地良く入ります (結局往復ワカンを履く)。
稜線はテープも少なく吹雪くとヤバイ。笹と木立の境を歩くとほぼ間違い無し。天気はまずまず。

 ゆっくり鈴北の最後の直登を登り切ると、細い板に鈴 北岳と書かれている(??雪と氷ではっきりしない) 頂上です。
(これまでに約3時間)大きな頂上部です。御池岳もそこに見えています。
でも、トレースは風に飛ばされ残っていません。道(?)から外れると、 とたんに足は股上まで踏み抜いて起き上がれません。
雲が出て来て天気怪しい。すぐ下山にかかりました。

下山は、雪が軟らかく快適です。大股のワカンも良く止 まる。
下山時は天気が一時的に晴れて青空も!。そ うなると、急ぐ事は無し。
長い休憩を取って遠くは岐阜、能郷白山辺りでしょう。少し目線を左にやると湖北の辺り。
手前に、伊吹と良い眺めですね。皆雪をか ぶって。飽きません。30分は座っていました。
泊まっていく訳にはいかないので行きましょう。テント場に戻り撤収です。

本日は4人だけの鈴北岳でした。(下山約2時間)


文:山の家 写真:porori