奈 良山友会 山行の記録

冬 の稲村ヶ岳
敗退の巻+リベンジの巻


(敗  退)2002年1月 5‐ 6日 参加者14人
(リベンジ)2002年2月16−17日 参加者 7人


その1.敗退の巻

<コース・コースタイム>
(前夜 洞川キャンプ場にテント泊)
 洞川駐車場 7:53−五代松鍾乳洞 8:19−法力峠 9:23−
11:23 稲村小屋 12:45−法力峠 13:55−駐車場 15:00

1月5日(土)

 正月気分が抜けきれなかったか、西大寺乗り換えのと きにピッケルを電車に忘れてしまい、参加者のみなさんを待たせることになってしまった。
 近鉄橿原神宮前駅から、169号線に向かう途中、スーパーで本日の鍋材を購入して、洞川のキャンプ場に向かう。
 トンネルを越えて川合の手前でチェーンを装着。
ただし、Oさんの車は、スタッドレスタイヤで、全員その威力に羨望と感 心。羨ましいことこの上なし。
 洞川キャンプ場に着き、シートを囲い、鍋の用意。みんなで楽しくポパイ鍋で暖をとり、10時には就寝をする。
天気予報 では、さぼと悪くないと確認したが、風もあり、星は見えず、不安を残しての就寝となった。

1月6日(日)

 翌日は、5時に起床して、朝食をすませたが、出発が 遅れて、登山口に着いたのは8時。アイゼンを効かせて歩きだす。風もなく歩きやすい。
汗もでてきて、途中少しずつ脱いで、調整しながら歩く。今回は人数も 多く、2パーティーに分けて、稲村を目指した。
法力峠あたりから、雪も多くなり、鉄の梯子が雪に覆われ、アイゼンを引っ掛けないように気をつける。
雪に慣れない会員 もいて、サポートしながら、ゆっくりしたペースで歩くことになった。
 峠からは、雪の質もかわり、膝下まで入ることもあった。

 

 出発が遅れたことなどもあり、稲村小屋には、11時 過ぎて到着。残念ながら小屋は閉まっていたが、小屋前で風を避けて小休止。
 時間もないので、メンバーを絞り、稲村ヶ岳に向かうことにした。

 稲村小屋から、尾根についたトレースを歩いたが、西 側斜面を行くルートがわからず、尾根についたトレースに続いてしまった。
やむを得ず、頂上登頂は断念し、引き返すことにした。ただ、雪も多く、小屋に着い た時間からして、戻ったことは正しかったと思えた。

 

 今回は出発が遅れたことなど、反省材料もあり、近い うちにリベンジすることを誓い、山を後にした。
 

 文:ハッピーエンド 写真:山遊亭軟弱、山遊亭ころり



その2.リベンジの巻

2月16日(土)

 行ってきました。正月に行けなかった稲村ヶ岳の頂上に立ってきました。
 前日の天気予報では日曜日に雨!!。ナンデコウナルノ?? 我々が山に行く言うたら雨か??
前回も天気悪し。今年の 稲村もしくは今年の山友会は雨か??。
 そんな個人的な想いを抱いて集合地に行きました。
皆の想いも同じようでリーダーに問い掛けると、(明日は雨でも登る) と、きっぱり!!言われました。えー??
雨やったら風呂入って帰ろ。リーダーに聞こえないように皆でヒソヒソ。
 しかし・・・

2月17日(日)

 翌日はリーダーの強い想いか、少し青空も覗く朝。これなら昼までもつかな??
しっかり歩いてほぼ夏時間 で法力峠まで。雪は前回と変わらずの深さ。しかし、腐れ質。
小屋の上は夏道を目指すが、降りてくる下山者のアドバイスは、前回の我々の道。稜線を詰める。

今回その場に臨んでみると、目の前に大日が在る。これなら方角の確認ができ、進む事ができる。
前回は天候が悪く、目の前の大日すら見えず、稜線を降りる勇 気が出ませんでした。
前回直ぐそばまで行っていたのを確認でき、同時に悔しかったです。

 大日直下の夏道に出て、いよいよ積雪の多い斜面の横断です。今までに無い深さの積雪です。
雪が腐れ質のためアイゼンに 団子付き状態で、アイゼンを斜面に 立てても雪の上を滑って行きます。
これは、正直ヒヤリとします。今日はアイゼンの12本爪前2本がとても役に立ちました。
直登を掛けて、それを降る際後ろ 向きになってけり込みで降りました。垂直の壁です。

 


 頂上は展望台で積雪60pはあるでしょう。展望効かず。風強く、早々に退散。本日の気温は1度でまだ温かい方。

 下山時にいよいよ雨降り出す。間に合って良かった。

 車に戻ると雨いよいよ強し。駐車料金を払いに行くと前回同様閉まっていて払う事できず。残念??

さあ、風呂に入って帰りましょう・・・というわけで、 無事1月のリベンジを果たした一日でした。

 文:山の家 写真:porori