奈良山友会 山行の記録

曽爾高原
倶留尊山
公開山行

2001年11月4日

倶留尊山頂上

<メンバー>

会員12人一般5人、計17人

<コース>
   中太郎生バス 停−池の平高原−亀山峠−二本ボソ−倶留尊 山−亀山峠−曽爾高原バス停

 <中太郎生〜亀山峠>

 バス停横の広場で挨拶と自己紹介。
今日は一般参加者が5人で、平均年齢を大きく下げてくれる若い女性もいて、いい雰囲気。
売店横のトイレを借り、準備を整えて出発したのは10時10分。
今日は雨だった昨日と 打って変わってさわやかな晴天。少し風があってじっとしていると寒いくらいだが、歩くにはちょうどいい。

 のんびりした雰囲気の農村の中を、「東海自然歩道」の標 識にしたがってだらだら登っていく。
舗装された林道だが車の通行は少なく、次第に広がる景色を楽しみながらぶらぶら歩く。
左側には頂上付近が美しく紅葉し た大洞山の堂々たる姿。
登るにしたがってその後ろに端正な姿の尼ヶ岳が顔を見せ、また前面には倶留尊山の険しい岩壁が迫ってくる。
この山は西側は曽爾高原 の優しい山容なのに、東側は切り立った絶壁になっており、極端な違い。
自然の造形というのはおもしろいものだなあと感心する。

 くろそ山荘の横を通り(ここまで車でも入れる)、林 道か ら山道に入るところで休憩ののち、石畳の山道に入る。
ここからは距離900mで標高差200mを稼ぐ急な坂が続く。
周囲は次第に色とりどりに紅葉した木々 が目立つようになり、最後に厳しいつづら折れの坂道をこなすと、不意に展望が大きく開け、亀山峠に到着。

おかめ池と曽爾高原 亀山峠付近

 眼下にはひょうたんの形をしたおかめ 池。
すすきが美しくたなびく 高原の背後には、鎧岳や住塚山・国見山・古光山などの曽爾の山々の他、
遠く金剛葛城や高見山など台高の峰々も一望のもと。文句無し、最高の展望だ。

 
<亀山峠〜倶留尊山>

 峠から軽装の観光客も混じる中を倶留尊 山に向かって登る。
少し 登った所に空き地があり、風も当たらないのでここで昼食。時刻は11時40分。

 草に燃え移らないように注意しながらコンロで湯を沸かし、うどんやラー メンをすする人、コーヒーをおいしそうに飲む人、果物やお菓子をいただく人・・・。
素晴らしい眺めを満喫しながら、まさに最高の昼食。

 12時30分までゆっくりして再び登り にかかる。やがて 樹林に入り、やや急な坂を登るとほどなく番小屋のある二本ボソ。
ここで入山料500円を払うことになる。500円は高いがここまで来て登らない手はない。
でも1,000人で50万円か・・・いい商売だなあ・・・などとみんなブツブツ言いながらお金を払う。

 二本ボソの頂上は眺めがいい。三峰山が眼前に見える。また、背後の倶留 尊山の紅葉が陽に映えて実に綺麗だ。

 頂上からロープを張った厳しい下り が続き、鞍部へ下りきって再び 倶留尊山への登り。
この当たりの紅葉は素晴らしい。赤、黄、緑色が入り交じった自然の紅葉は、見ただけで生き返るような感じがする。

 最後の急な登りを我慢して登り、倶留尊山頂上(1,037m)に到着。 二 本ボソより頂上は広く、ベンチもある。眺めももちろんいい。

ススキたなびく曽爾高原

<倶留尊山〜曽爾高原>

 頂上で記念写真を撮り、しばし休憩し て、もときた道を引き返す。
気持ちのいい紅葉の中、滑らないように注意しながら下り、番小屋で入場券のチェックを受けて、さらに下って亀山峠まで戻る。

 峠からはものすごい人出で、狭い道は渋 滞しかねない混雑。
バスの 混雑が予想されるので、おかめ池には立ち寄らず、少年自然の家の前を通り、広場から遊歩道を下って(これが近道)、バス停へ直行。
思ったとおり、道路は大 渋滞状態。これはヤバイ・・・。

 バスは定時が15時17分だがその前に 臨時が出るというので、立 つのを覚悟で乗り込む。
ところが一向に出発しない。聞くと、下から上がって来るはずの奈良交通の定期バスがまだ来ず、
それが来ないと(途中では離合不可な ので)出発できないと言う。

 待つこと30分、15時近くになって出発したが、途中で離合のために何 度も停車し、
降りきったと思ったら今度は落合バス停(赤目登山口)で、前方渋滞のため長時間停車。いい加減にしてくれ!!

 結局2時間近くもかかって名張駅に到 着。歩くより、バスが最も疲 れた。
でもあの曽爾高原の素晴らしさは、やはり特筆物。できれば平日に出かけてゆっくり楽しむのがいいかも知れない。


リーダーのTさん、、サブリーダーの軟弱さん、お世話になりました。

 

文:漫歩計 写真:山遊亭軟弱