奈良山友会 山行の記録

京都
愛宕山


2001年2月25日(日)

参加者 12人


 愛宕参りは月参りと言われるほど京都人にはなじみの深い、京都の愛宕山(924m)のスノーハイク。
戦前はケーブルカーもあったそうですが、鉄の収用で取り払われ、今では清滝付近にわずかに痕跡が見られるだけです。

 登山口は紅葉で名高い清滝。標高は80mしかないので、頂上までは840mも登る必要があります。
標高の割に骨の折れる山だと言えます。
 清滝バス停から、川沿いに舗装路を30分ほど歩き、道標に従って月輪寺に向かう登山道に入ります。
天気は雪。湿っぽい雪ですが、新雪が期待できそうです。
厳しい急登が続きますが、高度を上げるに従い雪が増え、月輪寺近くまで来ると雪山らしくなってきました。

清滝から1時間少しで月輪寺に到着。月輪寺は山の中の静かなお寺ですが、
さすが京都というべきか、重 要文化財もあって立派な宝物収蔵庫もあります。
でもこんな山の中、拝観料を払って宝物を見る方もほとんどいないでしょうし、
維持管理の経費には苦労してお られるようです。

休憩の後再び急坂を登ります。もうあたりは真っ白。
雪は降ったりやんだりですが、時々青空がのぞき、風があまりないので暑く、冬というのに汗が出ます。
なんと、ウィンドブレーカの下は半袖の人もいました。


1時間弱の登りで愛宕神社の参道前に登り着き、
お参りのあと休憩所で(屋根もある広くて立派なものです)昼食。
リーダー持参の豚汁がおいしかった。やはり寒いときは暖かい物に限りますね。

登山者はかなり多く、メジャーなこの山らしくカップルなどもよく見かけます。
でもケーブルなどの公共交通機関がない分、観光客的な人は少なく、
それなりに山らしい雰囲気が保たれています。

頂上付近の雪は10センチ強でしょうか。
数日前の情報では雪は解けてほとんど無かったそうです。
幸運にも昨日から降った新雪が積もったもので、きれいな雪です。
2月なんだからやはり雪がないと気分が出ません!

昼食後、アイゼンを付けて神社裏の三角点を探しに行きました。
月輪寺からの道まで戻ってさらに地蔵山方面に5 分ほど行き、右へ少し登った鉄塔の下にあります。
ここからの展望が実に素晴らしい!!
愛宕山は展望の少ない山だと思っていましたが、
何の何の、京都市 内、比叡山から、比良の山や北山の大展望です。感激でした。


 

 再び参道石段前に戻り、整備された表参道を下ります。
よく踏まれていますがその分雪が固まってつるつるにな り、
頂上付近だけはアイゼンがないと滑ります。
樒を売る小屋を右に見て、黒門と言われる大きな門を通り過ぎ、
どんどん下って7合目の小屋でアイゼンをはず しました。

小休止のあと、さらに延々と続く階段を清滝に向かって下ります。
大杉の祠、五合目の小屋、
そして清滝に戻ったのは15時15分。

登り始めたのは100時で、5時間の楽しいスノーハイクでした。
 リーダーのNさん、ありがとうございました。