奈良山友会 山行の記録

武奈ヶ岳
比良山系

2001年1月21日 曇り 


<メンバー>
加茂の仙人、山の家、O、toseko、H、リギ山の星、I、山遊亭ころり、山遊亭ぽろり、山遊亭軟弱、円の亡者

<コース・コースタイム>
イン谷口9:15 金糞峠11:02 中峠12:24 13:55武奈ガ岳14:05 14:50八雲ガ原15:00 15:15リフト乗り場〜16: 00バス停

今朝7時半の京都駅湖西線 ホームは、同じ山行メンバー以外に見覚えのある人がいっぱいで す。
奈良労山の友人は皆子山や蓬莱山や堂満岳。囲炉裏の友人達は伊吹山や同じ武奈ガ岳。行き先こそ違え皆、
寒波襲来後の雪を楽しもうという考えは同じらしい。
京都市街にも降り積もっていた雪は琵琶湖を望むようになると一層多くなり、
高架の車窓から見下ろす田畑はもちろん、駅のホームでもかなりの量です。
このぶんでは武奈ガ岳の雪は期待できそうですが、天候はイマイチなのが残念です。

バスから下りたイン谷口で登山装備を整えますが空からはミゾレが。
道路にも雪があり、最初から雨具とアイゼンとの着けた登りでちょっと気の滅 入る登山になりそうな気がしますが、
風が無くて気温が比較的暖かいのが救いで す。

そのせいで歩きはじめてまもなく上着一枚を脱ぎ、しばらく歩くともう1枚 も。おかげでゴアの雨具の下は半袖のシャツ1枚。
オイオイ1月末でっせ。こんな服装でエエのんかいな?

冬用パーカーにミトンにプラブーツ姿の山の家さんに軟弱さん、年末に行った 八ヶ岳の時と同じ服装では暑いのと違うの?
なに?Oさんはエベレストに行く際に買ったというNF社の上下で10万円近 い服だと?もったいないでっしゃろ。

10:15我々の山岳会の他のメンバーが、ヘルメットを被りシュリンゲを肩 から掛けて登山道を離れて立っています。
ここから堂満北壁をのぼるのでしょうか?お互いの安全登山を願って声をかけ ました(後日談 ラッセルが大変だった)。
ここからは沢を左岸に渡り、急登が始まりました。
途端に雪が多くなったかと思うと、ちょと危険な個所も現れ滑落しないよう慎 重に歩を進めなければなりません。

金糞峠では堂満から来た足跡がたくさんありましたが右への道へのトレースは 全く無し。
我々ももちろんまっすぐ中峠への道を辿ることにしました。
夏はシダが生い茂りただただ暑いだけの道でしたが、今日は雪のせいでなんと も言えない不思議な雰囲気の道になっています。
踏み後をすこしでも外せばズボッっと足の付け根まではまり込んでしまい、前 後のメンバーに引き上げてもらわなければなりませんでした。



中峠からは尾根道になるので冷たい風が頬をうち、周囲の木々にはエビの尻尾 がいっぱいでこの下で昼食。
それまで見えていた堂満岳ですが、座った途端に雪雲の中に隠れてしまって残 念です。
降り続く細かい雪は食事の間にはザックの上に白く積もり、カップ麺の中にも 落ちては直ぐ溶けました。

一層深くなった雪を踏みしめて、左手にあろう南西稜も見えないまま進むと、 まもなく八雲ガ原からの道と出会い、
左折すると左右は雪の壁になりました。
最後の登りを上がると周囲が開けてやっと山頂です。6人くらいで記念撮影を していますが、辺りは真っ白で展望は全く無し。
風も強いので記念写真を撮るだけで直ぐ降りるみたいです。
メンバーのtosekoさん、リギ山の星さん、山遊亭ころりさん、山遊亭ぽ ろりさんの女性4人だけで記念撮影するのはいいのですが、
何々?山頂に咲く麗しの紅四点ってか?平均年齢五十歳でそれはないやろ  (ーー;)

私とIさんは犬よろしく、山頂で人目を避けてマーキング。溶かしても地面は 見えず????



山頂には10分いただけですぐに下山。今度は八雲ガ原へと向かいます。
この辺りの雪も深く、歩行に慎重を要しますが雪質は最高みたいで前後から 「ワーエエなー。ここのブナの木とサラサラの雪〜」の声が。
山頂の展望は全く無かったですが、この景色を見れただけでメンバーは満足し たらしいです。
やがてスノーボードの若者の歓声が聞こえるスキー場へ。
ここでトイレ休憩と私はビールタイム。後はロ−プウェーとリフトで下りるだ けと聞いて、ゆっくり喉を潤おわせていただきました。


文・写真:円の亡者