奈良山友会 山行の記録

迷 岳
1,309m

2000年9月24日


<メンバー>
L.円の亡者ほか14人

北部台高・奥香肌峡から上る

22日 夕方からバスで行く唐松岳・五竜岳が天候不良で中止
24日 迷岳 日帰り山行に変更するとの連絡があり、15人で行ってきました。

数年前、登山口で前夜泊までして登ろうとしましたが、
大雨のため1時間程登って敗退した経験があり、今回が2度目の登山です。

真新しい洞窟博物館の駐車場に車を置き沢の左岸を歩きますが、
昨日の雨のため雑草がズボンの裾を濡らします。

じきに右折すると杉林の胸突き八丁の急登になり、
右手下方に見えるホテルスメールや車を置いた駐車場で登ってきた高度を確認できます。
あまりにも急で何度もの休憩を繰り返しながらも、55分の登りでやっと尾根にでました。

ここからは快適な尾根歩きと思いきや、なんと木の枝や根っ子を掴んでの急な登り。
右手で根っ子を掴んで登ろうとした私でしたが、体を引き寄せようとしたとたん、その根がボキッ。
50センチ程下の岩に背中から落下してしまいました。ズボンや服はドロドロ。右手小指の爪が割れたみたいです。(>_<)



10時06分に到着したピークでは飯盛山(809m)の表示があり休憩して地図を広げるともう少し先に飯盛山(930m)があるとなっている。
ここはドコ?状態とはこのこと?
歩を進めると右手下方には青い水をたたえた蓮(ハチス)ダムが後方には櫛田川に沿って松阪方面へと民家がつながっていました。

シャクナゲでいっぱいの数々のピークを越えたものの、
結局930mピークを発見できないままに、唐谷林道への分岐と布引谷への分岐を過ぎてしまいました。

この辺りまで来ると足元には赤い紅葉の葉っぱが落ちているではありませんか。
見上げると案の定、所々には紅葉している葉もありました。

健脚揃いのためか、恐ろしいほど速いコースタイムで12時08分迷岳(1309m)山頂に到着。

展望はあまり良くないが趣のあるブナの木があり、日当たりのいいピークで15人が昼食を取りましたが、
座ると同時にシャツをもう一枚重ね着する方も多かったみたいです。

40分ほどの休憩で寒さも覚えたので下山することに。下りは唐谷林道分岐で右の唐谷川へ折れます。
杉林の急な下りが延々と続きますがそこは健脚揃い。
イッキに黙々と下ってゆきますが、左手に三の滝であろう落差のある大きな滝が見えたときは全員で「ワー」の歓声があがりました。

昨日の大雨で水量が多く迫力満点のその姿に「この滝を見れただけでもイイわ」の声も。
この後ゴウゴウと音を立てて水の流れる沢では大きなナメ滝あり、
悠久から落ち続けた水が滝壷を築いたのか、大きな一枚岩にそれがあるのを発見して尚も感動。

昨日の大雨のお陰で素晴らしい沢を満喫できました。



なんと今回の山の最後はローラーリュージュという乗り物。
スメールの遊戯施設から下の駐車場までは、リフトもあるのですが、急坂をこれに乗り一気に走り降りることにしました。
まさかこんなスピードの出るカートで最後を締めくくるとは思っていませんでした。



文・写真:円の亡者